6月8日,本学経営学部の藤原ゼミとうちのゼミとで合同の研究発表会を名城公園キャンパスにて開催しました。4月から始まった調査研究について,現段階で考え出した研究目的と,現状分析を何とか話してもらうという発表会です。
不動産事故物件のコミュニケーション,爬虫類の気持ち悪さの源泉,クロックスのマーケティング,インターネット通販の衝動買いなど,色々なテーマが取り上げられていました。ゼミの毛色が出ていて,藤原ゼミの各学生は,共分散構造分析をツールとして使いこなすことを主眼としたテーマ設定を行っています。基本的に計量分析必須です。うちのゼミの学生は,小売業・飲食業を中心に企業の戦略分析を取り上げる傾向にあります。両ゼミとも,指導教員の研究に影響を受けています。研究を教育の中核に置く大学教育として好ましいことだと思います。
学生の研究発表後,教員による講評において,私は「既存研究を読み,それを踏まえて仮説を導き出すという作業では,手堅い論理展開になるが,ありきたりの結論を導き出しがちなので,現実に起きていることをきちんと拾い上げて,それをもとに悩んで欲しい。学生らしく,既存研究にはとらわれない結論を導き出して欲しい」という話をしました。この言葉の背景には,学生たちには,様々な情報を色々な角度で収集し,複数の理論や視座で論理展開を試みて欲しいという思いがあります。
つまりは,簡単に結論を出すなということです。テーマを二転三転させながら,混乱する揺れ動きの過程で,思考力を鍛えて欲しいのです。
研究発表会後は懇親会となりました。最初は,誕生月ごとに着座したため,両ゼミの初対面の学生同士が顔を合わせて,ぎこちない場面が続きました。しかし,時間が進むにつれ,座が乱れ,学生らしい,がやがやした楽しい雰囲気になりました。商学部と経営学部は同じキャンパスにあるビジネス系学部ながら,学部間の学生交流はあまりありません。これを機会に,両ゼミの学生が交流を深めてくれれば良いと思います。
不動産事故物件のコミュニケーション,爬虫類の気持ち悪さの源泉,クロックスのマーケティング,インターネット通販の衝動買いなど,色々なテーマが取り上げられていました。ゼミの毛色が出ていて,藤原ゼミの各学生は,共分散構造分析をツールとして使いこなすことを主眼としたテーマ設定を行っています。基本的に計量分析必須です。うちのゼミの学生は,小売業・飲食業を中心に企業の戦略分析を取り上げる傾向にあります。両ゼミとも,指導教員の研究に影響を受けています。研究を教育の中核に置く大学教育として好ましいことだと思います。
学生の研究発表後,教員による講評において,私は「既存研究を読み,それを踏まえて仮説を導き出すという作業では,手堅い論理展開になるが,ありきたりの結論を導き出しがちなので,現実に起きていることをきちんと拾い上げて,それをもとに悩んで欲しい。学生らしく,既存研究にはとらわれない結論を導き出して欲しい」という話をしました。この言葉の背景には,学生たちには,様々な情報を色々な角度で収集し,複数の理論や視座で論理展開を試みて欲しいという思いがあります。
つまりは,簡単に結論を出すなということです。テーマを二転三転させながら,混乱する揺れ動きの過程で,思考力を鍛えて欲しいのです。
研究発表会後は懇親会となりました。最初は,誕生月ごとに着座したため,両ゼミの初対面の学生同士が顔を合わせて,ぎこちない場面が続きました。しかし,時間が進むにつれ,座が乱れ,学生らしい,がやがやした楽しい雰囲気になりました。商学部と経営学部は同じキャンパスにあるビジネス系学部ながら,学部間の学生交流はあまりありません。これを機会に,両ゼミの学生が交流を深めてくれれば良いと思います。