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アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

ロクロク美学~EF66

2022-01-24 20:00:00 | 鉄道写真(EL)

アントンKが鉄道模型に目覚めたのは、写真撮影よりも古い時代の昭和40年代だった。当時、カツミ模型店が魚籃坂下近くにあり、幾度となく通って品定めをした古き良き思い出があるのだ。ショーウィンドに並ぶ車両たちを見てはため息を何回ついたことだろう。当時から好きだったEF66と581系電車を天秤にかけ、迷いに迷った挙句、581系電車を買ってしまうのだが、限られた資金の中から、先頭車のクハネとモーター車のモハネを買った記憶があり、後ろ髪をひかれながらEF66は後回しとなった。

そんな駆け出しの時代を経て、いつかロクロクが旅客列車を牽かないかという夢も叶い、そしてこのEF66は、現代でも現役で活躍している誠に華やかな歴史を未だに刻んでいる。デビュー当時から、他に類を見ないフォルム、当時の日本最大出力の持ち主であったEF66は、民営化後マイナーチェンジした100番台車が登場するが、機関車ファンの間では、相変わらず初期車0番台車が人気のようで、今や唯一となった27号機に人気がさらわれている状況のようだ。しかし原型はよく保っている27号機ではあるものの、やはり往年の姿からは一歩も二歩も譲らざるを得ない。

掲載写真は、アントンKが夢にまで見た特急貨物機ロクロクが、ブルトレの先頭に立つ姿に見慣れてきた頃、EF66の最も美しいカッコいい角度を狙って撮影した時のもの。ロクロクは流線型が美しく、それを強調したかったようで、色々な試験画像を探すことが出来る。こう見るとやはりパンタグラフは、大きい方がお似合いに見えてしまう。

1991-01-30   8      EF66 45  富士   JR東日本/東海道本線:平塚付近にて