アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

ブームの渦中の乗り鉄~広尾線

2020-05-24 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

JR北海道に継承されることなく廃線となった広尾線。初めての撮り鉄旅北海道編では、ローカル線にも乗車している。現在言うところの「乗り鉄」だが、当時の目的は単に乗車するだけではなく、例の「愛国から幸福」までの乗車券購入のために乗車したとてもミーハーな理由に他ならない。この時乗車した列車(キハ21の2連)は、そんな若者で車内はごった返していた記憶があり、周遊券で回っているのにもかかわらず、わざわざ愛国駅停車中に幸福駅までの乗車券(もちろん硬券)を買いに改札口まで走った。ただそうまでして手に入れた切符がその後どうなったのか定かではない。昔は、鉄道趣味人でも、入場券、乗車券収集という分野もあったはずだが、現在は存在しているのだろうか。明らかに鉄道趣味人口は増えているとはいえ、アントンKの耳には、この手の話がなかなか入ってこない。

掲載写真は、そんな列車で終点まで行き、折り返しまでの時間、構内で撮影したローカル貨物列車。当時は将来廃線になるなんて思いもよらず、無造作に撮影した画像がこの度発掘された。

1978-08-28    DE101691             広尾線:広尾駅にて