アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

側線で待合せ~威風堂々EF57

2020-05-12 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

学生時代、移動手段はほぼ鉄道移動に限られていたから、時刻表を見て逆算しながら撮影ポイントを決め、計画を細かく決めていたことを思い出す。撮影は朝が勝負とばかり、最寄り駅04:41発の始発電車には、よくお世話になった。そんな時代から、移動の足が自動車に代わり、撮影効率という意味では飛躍的に向上したものの、電車移動していた若き時代を最近思い出し懐かしく感じることが増えてきた。特に激変した渋谷をはじめ、大きなターミナル駅への想いでは、意外に多いのかも。また折を見て綴っておきたいと思う。

そんな学生時代の古い写真からまた1枚。朝からの撮影を終え、一息着きながら移動のためホームに入る。特急退避のため客車列車が入線。この日は運よくEF57が牽いてきた。列車番号こそ荷48列車だが、実際には途中まで124列車としてハハフの客車群が連なっている。ホームの先まで進み、通過する特急電車との並びを狙っている。当時特急退避というケースは多々あり、「ひばり」と続行の特急と2本ずつ待つケースが多かったと記憶している。今回は、板谷峠を越えてきた奥羽特急「つばさ」とともに。撮り方がまだ未熟で、中途半端にブレている。この場合、低速シャッターでもっとぶらすか、もう少し長いレンズでかっちり止めて撮るか、のどちらかだろう。何でも撮りたいという若さ溢れる画像。まだ真新しい485系1000番台が見て取れる。

1976-10-12  1042M & 48ㇾ    東北本線:栗橋駅にて