アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

初めての撮影旅行(関西)

2019-04-09 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

幼少時代から鉄道好きで、まずは模型の世界に憧れていたアントンKではあったが、模型製作の目的で車両にカメラを向けるようになり、次第に撮影のウエイトが大きくなっていったことは、以前の記事に書いてきた。その後、クラスメイトで、今にして思えば現役SL撮影にどっぷり浸かっていた友人の多大なる影響で、鉄チャンの世界へ引きづり込まれたといって良いかも・・今回は、彼のお誘いを受け、初めて関西へ鉄道撮影目的で旅行した時のものを掲載しておく。どれも迷いがあり、見にくい画像が並ぶがご容赦のほどを。

新大阪近くに友人の住まいがあり、そこを起点に色々撮影しまくった懐かしい思いの詰まった画像。まずは、早朝から繰り出てカメラを向けたダイヤ改正(S50年3月)で誕生したばかりの特急「安芸」。この改正以前は、EF58のブルートレインが関西では見られたはずだが、時すでに遅しで、かろうじてやってきた20系の「安芸」に興奮を覚えたのも鮮明だ。大窓機の69号機がたまたまやってきているが、当時はそんな知識もなく、ただゴハチの20系だけで満足だった。

次は、友人の住まいの屋上から撮影した、宮原回送線をいくDD54の客車列車。おそらく福知山線の普通列車だと思われるが、本でしか見たことが無かったDD54には震える想いだった。西日でビルの影が編成に入ってしまって残念だが、今にして見れば、ここが新大阪近郊とは信じがたい光景である。

やはり、早朝新大阪に到着した急行「鷲羽」。153系の長い編成で到着したシーン。ホームに降り立った乗客たちが足早にコンコースへと向かっていく。当時でも、急行列車にヘッドマーク付きは、関西では珍らしい部類だったはず。夢中して撮影したことを思い出している。Tc153-44とメモにあるが、確かだろうか。どれもこれもセピア色の思い出が今蘇る。

1975-07-29     1002ㇾ  EF5869   特急「安芸」

        回送   DD54

                      602M        急行「鷲羽」    全て新大阪、新大阪付近にて撮影