![13moon_2 13moon_2](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/ff/a7facc31a2db86f063456086e346fb30.jpg)
「十五夜」の月見をした方、御家庭は今宵は大豆や栗などをそなえて月見をしませう。宴は営まなくともよひやうですが、片手落ちの月見をいにしえのひとびとは「片月見」といって忌み嫌っておりました。
つらつら思ふに、わが国のいにしびとの風流や風雅、つまり季節の移り変わりや自然への愛情あふれた観察眼は、感性の細やかなこころのありようを感させてくれます。実に、月のうつろいともに深まる秋の夜である。
わが国の月探査機「かぐや」は「翁(おきな)」と「媼(おうな)」にわかれて月の上、100キロメートルの距離まで近付いて月面を探査しているそうです。「十三夜」の月面が、突然変わることはないでしょうが……。
(写真は、今宵「十三夜」の月。携帯で撮った写真ではボヤケてますが、けっしておぼろ月夜ではありません。「かぐや」は見えませんでした(笑)。)