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マジョルカピンク

水曜どうでしょう。大泉洋。大谷翔平。大好き

開業

2016-03-26 21:40:57 | 政治・時事
今さら遅きに失す感は否めませんし、やれ新駅は函館市中心部から遠いやら札幌まで通らなければ意味が無い等々、以前から散々な評判の北海道新幹線ですが、いざ開通当日本番を迎えてみると、やはりワクワクするものですね。乗り物に酔いやすい私はあまり列車の旅には興味が無く多分そうそう乗ることはなさそうですが、あのメタリックなグリーンにラベンダー色のラインの入った清々しい美しいフォルムの車体が走り抜ける様をテレビで見て少し感激しました。今日はほぼローカル全局で10時ごろから特別番組を放映したり、北海道はお祝いムード一色。番組にはそれぞれCUEのタレントさんたちも出演し大活躍でした。私はその時間ちょうど歯医者だったんで見れなかったんですけどね(^^;)札駅近辺でも新幹線開通を記念して色々なイベントをやって、まあまあの盛り上がり。
東口ではプラレールの展示があり、プラレールの街が出来ていました。小さな男の子たちが群がっていたなあ。


これはJRタワーの店舗で1000円以上お買い物をするとスクラッチカードがもらえるというキャンペーン。道南のミネラルウォーターをいただきました。


なんだか乗車券の予約が初日以外ではあまり入っていないようで、前途多難な雰囲気ですが…私も道民としては採算のとれない地方の線や駅を廃止するとのことなので、在来線のほうも充実してほしいのに、というのが本音ですが、開業したからにはなんとか成功していただきたと願ってやみません。

↓実家から採れたて茹で立ての毛ガニを送ってきました。開幕早々2連敗もして北海道新幹線に花を添えることが出来なかった日ハムを不甲斐なく思いながらビールでヤケ酒。























































































































舞台は札幌へ

2015-12-14 19:12:41 | 政治・時事
大好きなフィギュアスケートシーズン真っ盛りということで楽しませていただいております。
昨日終了したグランプリファイナルは若い日本人選手らが大いに活躍し盛り上がりましたね。
2大会続けて得点の世界記録を更新した羽生選手には誠に頭が下がります。天賦の才能、努力、運、自身のメンタル、全てを手繰り寄せて自分のものにし為し得た偉業には本当に言葉もありません。日々進化していくスケート界において過去の偉大な選手たちと比較するのは難しいかもしれませんが、歴代の男子選手の中でも史上最高の選手の一人かもしれません。
また中国の金選手、今回3位に入った宇野選手にも無限の可能性を感じました。男子はすっかり新時代へ突入したようです。
一方女子も世代交代が起こり始めているようにも思えますが…。ソチに照準を合わせて強化された年若い才能あふれるスケーターがゴロゴロいるロシア勢。しかし女子の場合は十代の半ばから20歳前ぐらいでは大きく体型が変わったりして、若い時の好調を持続するのが難しいように思えます。ソチで大活躍したソトニコワ選手、リプニツカヤ選手の名前を最近聞きません…。昨年の世界女王トクタミシュワもグランプリファイナルにコマを進めることはできませんでした。ラジオノワ選手がなんとか踏ん張り、メドベデワ選手が台頭と本当に目まぐるしいですね。その中大きなミスなく実力を発揮した宮原選手。2位おめでとうございます。素晴らしかった。ショートの点数が何故か伸びなかったですが、もっと高得点でもよかったですよね…でもおめでとう。
残念だったのが浅田選手で、2年前のように羽生選手浅田選手のダブル金メダルだともっと日本中盛り上がったと思いますが…体調不良なら仕方ないですよね。1年のブランクがあったのですから、すんなりいかなくて当然だと思います。体調を整えてなんとか全日本で会心の演技を見せてほしいと思います。年末の札幌に、またみんなが集結しますね!全日本本当に楽しみです。

悪循環

2015-11-17 12:31:18 | 政治・時事
パリで起きた連続テロ事件には本当に心が傷みます。いつも犠牲になるのは無辜の市民ですね。心から哀悼の意を捧げたいと思います。捧げたいと思いますが…
テロが起こり、すぐに「テロには屈しない」という流れになり、事件が起こって時間も経たないうちからすぐに犯人を特定し、空爆。
この一連の流れにいつも疑問を禁じ得ない。
一般市民による殺人などの事件でさえなかなか犯人特定に至らないこともあるのに、犯行声明が出たからといってすぐ決めつけて空爆とか。怒りは理解できますが、単純すぎませんか?
よく欧米の方たちは「テロには屈しない」と言うけれど、その背景にあるものについて熟慮したことはあるのでしょうか。
こういうことを言うと批判されることを覚悟で言いますが、パリ市民100人の犠牲のためには祈るけどアラブ人1000人の犠牲のためには祈らないんですね。
先進国と途上国、あるいはキリスト教徒とイスラム教徒、白人か有色人種かでは命の重みが違うとでも?トリコールに染まるタワーやネットにあふれる画像を見ると、若干違和感を感じてしまうのです。

先日NHKで放送していた「新・映像の世紀」が大変素晴らしい内容でした。第一次世界大戦前は明るく豊かで活気に満ちていた世界が第一次と第二次の世界大戦でどうなってしまったか。100年の悲劇と題して世界中から集めた映像や資料を基に、1時間強でわかりやすく説明している近年まれに見る優れたドキュメンタリーでした。高校生の歴史の授業で取り入れたほうがいいんじゃないかしらと思うぐらい。
欧米の大国が、より富を求めて天然資源を強奪すべくメソポタミアのあの地域をどういう風に蹂躙していったか。アラビアのロレンスの話が出てきたときに、私はもう目から鱗で。私自身中東問題は複雑で根深いため勉強不足で理解に欠けていたのですが、ロレンスのエピソードを知って空いていたピースが埋まった感じで、ようやく少し理解が深まりました。中東問題を知りたい方はまずは映画「アラビアのロレンス」そして手塚治虫の「アドルフに告ぐ」をお読みになられてはいかがかと思います。第一次大戦→第二次大戦→現在の中東情勢へという流れが一気にわかると思いますよ。オススメ。

どちらかに肩入れするとかそういう気はないですが、何か大きな事件があったとき、私はなるべくなんでも疑ってかかるように、あるいはこういう事件が起こった時に利益を得るのはどこだろうとかそういう視点で考えるようにしています。ニュースだってありのままに起こったことすべてを伝えているわけではないでしょうし、バイアスがかかっている可能性もあります。
中東関連の悲惨なニュースを見るたび、日本は資源の無い国で逆に良かったのではないかなあと思ったり。
私が怖いのは、欧米諸国は本気でメソポタミアの地を、アラブを完全に分断・支配しイスラエルに統治させたいと思っているのでないかしらということ。ドバイ、アブダビ、戦争後のイラクもすっかり繁栄し大都市へと変貌しているとか。一見豊かに見えてもその富は結局は欧米の財閥資本に吸われているらしく。戦争をすればするほど一部のお金持ちに富が流れますます豊かになり、一般市民は苦しむだけ。戦争や防衛には莫大なお金がかかるということを忘れている人が多いと思います。そのお金はどこへ流れ、誰が得をするのか。そう考えれば誰が戦争のきっかけを作りけしかけているのか自ずとわかるような気がします。

一夜明けて

2015-09-19 09:57:31 | 政治・時事
政治の話はなるべくこのブログでは書いてこなかった私ですが、さすがに安保法案が可決してしまった本日は触れないわけにはいきますまい。
政治の話をしないのは、日常のとりとめもない話を綴る拙ブログの主旨とちょっと違うから。
でも考えてみれば政治と我々の日常とは本来切り離せないもののはず。日本では政治と宗教がらみの話はタブー色が強い。痛い人と思われたくない故に空気を読んでそこに突っ込んでいかない人が多いと思う。日本人は他人との争いを好まず、ディベートが苦手。主義主張が違うだけで全人格を否定されたかのような気になりがち。むやみな争いを避け、まあまあいいじゃないという風潮を放置してきた結果、今日のような状況を生んでいるのだと思います。

私はこの法案に反対です。
スネ夫なんかになるくらいならのび太のままでいたほうが全然マシ。
でも努めてこのブログではそのことに触れてきませんでしたし、集会やデモなどにも参加したことはありません。
前回の衆議院選挙で圧倒的多数で自民が勝利してからこういうある種のファシズム的政権になることがわかっていましたし、数の力で何事も押し切られると知って絶望していましたので、この法案の中身がよくわからない、そんなことは聞いてない、などと言ってる人達にもシラけた気持ちしか湧きませんでした。わかっていたことなのに何を今更。私はこれまで選挙を棄権したことは一度もありませんし、何十年間も高い税金を納めてきています。私は反対の声を上げる権利があります。でも選挙に行かなかった人、前回自民に入れた人は反対する権利は無いばかりか、極右政権を誕生させた連帯責任があると思っています。だから野党の戦術を見ても、盛り上がっていたデモを見ていても、今更おせーよパフォーマンスお疲れさん程度にしか思いませんでした。
でもしだいに広がっていく反対派のデモの輪を見、あるいは賛成派の有名人らがデモには意味が無いなどと発言しているのを見聞きするにつけ、逆に案外このデモは効いているのかなと思うようになりました。
極め付けはSEALDsはじめ学生の方々の演説をネットなどを通して見るうちに、不覚にも心を動かされました。
彼らはこの時代に◯◯大学の◯年生などと、身分も名前も顔も晒して堂々と通りに出て自分の考えを訴えています。リスクしかないのに。就職活動に影響するかもと怯えながら。その魂のこもった演説はどストレートに胸に響き、大人としてただモラトリアムを気取っていることが恥ずかしくなりました。彼らは顔のないネトウヨとは対照的で、その勇気には本当に感服しました。

国会外の熱気に触発されたのでしょう。野党も今回は頑張ったほうではないでしょうか。
SEALDs代表の奥田さんとともに、今回目立ったのは民主の副幹事長の福山さんですね。あの人くりーむしちゅーの上田さんに似てる…。なんか話が上手くて思わず引き込まれてしまう。未明の演説なんかほんとに凄かった。あれは起きてて生で中継見てて良かったと思いました。
奥田さんもカッコ良いし華はあるし、今回は反対派に役者が揃っていたと思います。対する与党の情けないこと。野党が真剣に熱弁をふるっているのを眺めながらニヤニヤニヤニヤ。国の一大事に何が可笑しいんだか。混乱の元凶の中谷防衛相は何も考えてなさそうな茫洋の表情。
これが国会の姿で国民の代表なんでしょうかね。

無理やり推し進めた今回の法案の件。与党は万々歳の得意の絶頂でしょうが、そのうちにこのツケを払う日が来ることになるでしょう。
この政権は長らく開くことのなかったパンドラの匣を開けたんだと思います。

水の怖さ

2015-09-12 22:06:56 | 政治・時事
今週、栃木・茨城・宮城で起こった大水害は本当に酷いものでしたね。
濁流にのまれ流される人や家や車…東日本大震災のときあんな悲惨な大災害はもう私が生きている間には起こらないだろうなと漠然と思ってたものが台風の襲来でまたしても同じような景色を目にすることになるなんて。
鋼製の橋もコンクリートの建造物も堤防も、水の勢いの前にはひとたまりもないのね。生まれてこのかた洪水とか床上浸水とかに遭ったことが無い私には想像もつきませんわ。
なぜ堤防は決壊したのか、川は氾濫したのか、警報は周知徹底されていたかなど検証されてきつつありますが、今回は人災の側面は少ないのでは。むしろ各役所や消防、自衛隊の方々は相当救助などに頑張られたと思います。やはり雨があまりにも異常だったのでしょう。この数年のゲリラ豪雨の猛威は凄まじく、公共事業で対応しようにも限界があるのでは。線状降水帯、バックビルディングなんて言葉も初めて聞きました。
避難勧告、避難指示についても、一体どれだけの人が危機意識を持って行動できたか。やはりどこか他人ごとというか、自分のところは大丈夫という妙な自信を誰もが持っていたと思います。実際夜中に勧告が出たところで避難しようとするでしょうか。身体の不自由なお年寄りなどは一苦労でしょうし。
かくいう私の居住区の近くにも数十メートル先に川があるのですが、普段はあまり行かないし川の近くに住んでいるなんて意識ないんですよね…。北海道は台風が勢いを保ったまま上陸することは稀で、川の氾濫なんて心配したことありません。他人事ではないですよね。つくづく水害の怖ろしさを感じる今回の災害でした。被害に遭われた方々が一日も早く普段の生活に戻られますように。