先日、以前勤務していたイデア・インスティテュートで同僚だった人との話の話題が「最初に厳しく教わった事は忘れない!」でした。
彼女の話によると、
綴じていないバラバラな書類にはすぐ手書きでナンバリング。
書類をめくるときは消しゴムを使って。
校正は色ボールペンで。
定規の使い方はこう。
などなど引退された川井専務から厳しく教えられた事が沢山あって、社員として2,3年以上勤務した人たちは体に染み付いており、今でも習性(ならいしょう)になっているそうです。
そのお陰で元社員だった人たちは、どこの会社に行っても一人前以上の仕事が出来るので、評価されている人が多いとのことでした。
そのため、当時は嫌だったけれど、今では川井専務に本当に感謝している元社員が多いのだそうです。
もっとも論語研修はいただけなかったというのも全員一致の意見だそうですが!
今思えば、当時かなり厳しかった川井専務の教え方は、ごく短期間にプロの仕事が出来る力と意識を持った社員を育てていたのだと思います。
その意味では卓越した教育者であったのかも知れません。
残念ながら私は川井さんにはもうお目にかかることは無いだろうと思いますが、お健やかにお過ごしであろうことをお祈りしています。
| Trackback ( 0 )
|