アラヤサッポロ(株)のオフィスが、札幌というコンパクトな都市に位置しているという利点をあらゆる面で活かしています。
いろいろな言語のネイティブにチェックを依頼する場合、東京でやろうとすると、ほんの30分の仕事であれば移動時間とのからみで非効率になってしまうのですが、札幌の場合は市内が狭い範囲ですから移動時間を気にする必要がほとんどありません。
したがってネイティブに仕事を依頼するハードルが低いので、チェックの仕事でなくても本人のやる気があるなら、チェック以外の仕事でもどんどんやってもらうという環境に自然となっていきました。
すると面白い現象が起きてきたのです。
日本人だと当然だと思っていた仕事のやり方で指示すると、なぜこんな無駄とも思えるやり方をしなけれなならないのか?という疑問が発生し、もっと効率的にやれる方法で仕事をしたいという提案が出てくるようになりました。
もちろん考えもしていなかった手法ですから最初は戸惑いましたが、本人たちの積極的な提案をどんどん取り入れたところ、思ってもいなかった効率化が実現できるという実績が積み上っていきました。
そんな経緯があって、ネイティブの中から社員として働きたいという希望も出て来るようになりましたので、数年前から社員になってもらう人も増えています。
今では社員として働いてもらっているのは、スペイン、アメリカ、ロシアの国籍の人たちで、近々イギリス人も加わる予定です。
社員ではありませんが、毎日のように来てくれているアルバイターにもいろいろな国のネイティブの方々がいます。
日本では女性に活躍してもらう環境整備という観点で、多様性(ダイバシティ)が声高に言われていますが、アラヤサッポロは女性比率が高いという基盤と、各国の人たちが働いていますので、本当の意味での多様性が実現している職場だと言えます。
そんな多様性が実現しているオフィスを活用していただければ、お客様にとっても思わぬメリットが実現できはずですので是非お試し下さい。