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問題解決ガイドのひとりごと。



城山三郎 昭和の戦争文学は全6巻あるのですが、私が駅ビルの本屋さんで見たときには第4巻だけがポツンと書棚にあり、思わず手にした一冊です。
第二次世界大戦中に使用された日本のいろいろな軍用機にかかわる短編小説が8作と、ほかに2作品が収められています。
城山さんは志願兵でありながらむやみに殴られたという体験をし、お国のためという純粋な思いが軍隊によって裏切られたという思いを持っていたはずです。
その城山さんが空にまつわる軍隊を描くに当たって取材には相当な情熱をかけたと思われます。
その取材した内容を丁寧な作品に仕上げていますので、どの作品も短編ですが読み応えがありました。




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昨日、物学研究会の定例講演会があり、講師は構造家の佐々木睦朗さんでした。
佐々木睦朗さんは建築構造学と構造デザインの最先端分野を手がけている方です。
日本の設計家の作品が世界の注目を集めていますが、磯崎新さん、伊東豊雄さん、妹島和世+西沢立衛/SANAAさんなどの建築家との協働作業を通じて多くの建築プロジェクトが注目を浴びているそうです。
今回の講演は佐々木さんが「構造家」として建築家とどう協働作業を進めているのか、それらのやりとりなど興味深いお話や、実際の工事における建設会社の頑張りなどの具体的なお話を聞くことが出来ました。

一流のお仕事をされている方のお話を聞き、また刺激を受けることになった一日でした。

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城山三郎さんの「硫黄島に死す」を読んでいたので、本屋さんに並んでいた「十七歳の硫黄島」が目に入り読んでみることにしました。

秋草さんはその頃の少年らしく空に憧れ少年航空兵の受験をし、第一志望は予科練(飛行兵)第二志望を通信科としたが、運命のいたずらで通信科に進むことになったそうです。
海軍通信学校を卒業してから一年後、昭和19年7月に硫黄島に配属されたのが17歳という若さであったという。
昭和20年2月25日から始まったアメリカ軍の攻撃によって重傷を負い、塹壕の中で生き延びること3ヶ月、奇跡的に生還を果たされています。

この本は実際に戦闘に参加した人でしか書けないものであるだけに、生還された秋草さんが亡くなった戦友の方々の無念な気持ちを表そうとしていることが、ひしひしと伝わる内容です。
戦争という過酷な出来事を、絶対に忘れてはいけないという意味でも貴重な著作だと思います。



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大連市で設立手続中の新会社のための事務所を決めるために3日間出張したのですが、おかげさまで大変良い条件の物件が見つかりました。
新会社の登記完了が来月とすれば、11月から本格的な活動ができる体制を整えられそうです。
大連の冬は大変寒いのですが、新会社のスタッフの熱気で跳ね返してくれることを期待しています。

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今日(20日)から中国の大連市に出張します。大連市では新しく設立する会社の事務所候補を何ケ所か見てまわり、最適なものを選ぶ予定になっています。
大連には日本企業も多く進出していることもあって、日本人がたくさん居住していますので日本食レストランもあるのですが、中国らしい名物レストランでの食事を楽しみにしたいと思っています。
22日(土)には帰国します。


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城山三郎さんの「雄気堂々」を読み終えました。上巻、下巻になっていますので長編小説ということになりますが、読んでいる最中は面白くてアッという間に読み終えてしまいました。
渋沢栄一という人物について書かれたものは、過去にいくつか読んでいましたが城山さんの「雄気堂々」に出てくる渋沢栄一は生き生きしているので、まるで出会ったかのような感覚になります。
偉人として別世界の人と考えるより、一人の経営者がどう生きたのかという面で少しでもその心意気を参考にしたいと思いました。

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15日(土)に千歳ヶ丘高校の同期会が開催されましたので参加しました。
高校を卒業してから41年経ち、全員が60歳を迎える時期になりましたので集まった人も70名という大人数で盛会でした。
当日は母校の文化祭と重なりましたので、友人と連れ立って40年ぶりに母校に行ってきたのですが、懐かしい気持ちの中で昔の自分を振り返る良い機会になりました。
同期会は12:30から15:30までだったのですが、皆立ち去りがたく二次会、三次会と続き、夜の10時過ぎまで飲み続けた一日になりました。

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真鶴に住んでいる橋本祥司さん達おじさん世代のグループが、毎年自分達で手作りワインを醸造しています。
昨年の夏に、高校時代からの親友である永野泰司さんからの紹介があって昨年からお手伝いをすることになったのですが、昨日、2006年産の赤と白のワインが1本づつ届きました。
彼らの手作りのワインがどんな味なのか楽しみなのですが、ワインに添えられてきた手作りのスモークチーズが何とも魅力です。
今週末は期待しながらスモークチーズをつまみにワイングラスを傾けたいと思っています。

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中国・国家統計局が発表した8月の消費者物価指数によると前年同月比6、5%上昇。
食肉や食肉加工品、生鮮野菜などの食品類は18,2%上昇、中でも中国の庶民がもっとも多く食する豚肉は、前年同月比で85,5%も高くなったと発表されました。
その理由として、豚の飼料となるトウモロコシが自動車用燃料のエタノール生産に回り、需要が逼迫して値上がりしたことが背景にあるそうです。地球の温暖化防止のための行動が、豚肉の値上がりにつながるとは困ったものですが、中国という大きな国での出来事だけに影響が懸念されます。

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アラヤを設立してから3年半になりますが、イントラネット(企業内の情報交換のためのネットワーク)はその都度拡張しながら運用してきました。
しかし、つぎはぎしながらの拡張も限界ということで、今回は全面的な再構築に取り組んでいます。
完成すればより快適な環境が整いますので、仕事の能率が大幅に上がることが期待できます。
また受発注、勤怠管理、販売管理までのシステムを統一することも計画していますので、ようやくすべての仕事をコンピューター上で行うことが実現できそうです。

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萩本欽一さんが監督をしている茨城ゴールデンゴールズが、全日本クラブ選手権で初優勝しました。
地域に根ざす野球をしたいという萩本さんの考えが具体的になっていく過程で、不幸な出来事があり挫折しそうになっただけに萩本さんの喜びもひとしおだろう思います。
このチームの中からスターが生まれたり、野球に興味を持つ人が増えることがあれば萩本さんの目論見どおりになるのでしょうか。
テレビスターであった萩本さんは、違う切り口でまた社会に貢献しているのだと思っています。
ゴールデンゴールズは、11月15日から始まる日本選手権に出場するそうです。
厳しい試合になるでしょうが、期待したいと思います。

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女子プロゴルファーの横峯さくらさんが2週連続で2位という優秀な成績を残しています。
2週間前はプレーオフの結果2位という残念な結果でしたが、優勝争いに絡みながらのプレーには思わず拍手をおくりたい気分になりました。
父親のスキャンダルがあるだけに、プレーに集中しようとしても雑音が耳に入ってくるであろう環境の中で、21歳のさくらさんが見事なプレーを続けているのは賞賛に値すると思います。
さくらさんのますますの活躍を祈るとともに、父親の早期議員辞職を心待ちにしたいと思います。

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「少年A・14歳の肖像」などのベストセラーを書かれた高山文彦さんと、親子ほど年齢差がある城山三郎さんとの対談構成の本です。
2002年7月から2003年3月まで6回行われた対談を構成して、城山さんが亡くなられた後で「日本人への遺言」という表題で2007年7月に出版されています。
この対談の中でA級戦犯として処刑された広田弘毅元首相を描いた「落日燃ゆ」と、終戦日に最後の特攻に出撃した中津留大尉らの特攻隊員を描いた「指揮官たちの特攻」という作品を通して、城山さんが日本人に遺しておきたかったものを高山さんが対談の中でうまく引き出しています。
あのような時代には決して戻ってはならないという城山さんの信念が、この二つの作品を生み出したということがよく分かります。

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城山三郎さんの「もう、きみには頼まない」は経団連会長、大阪万博会長などで立派な業績を残された石坂泰三さんを描いた小説です。
石坂泰三さんはまるで雲の上の人ですので、この小説を読むまではその人となりを知る由もなかったのですが、「なるほどこういう方だったのか」と納得できる内容でした。
石田禮助さん、土光敏夫さん、山下太郎さん、奥村綱雄さんなどとの交流のエピソードは、雲上人同士の話ですのであまり実感がわきませんが、石坂泰三さんが「さまざまの人間に興味を持て、広い世界の人間を知れ」と言っておられたというくだりには、私も同じように考えているだけに背中を押された感を持ちました。

この小説の題名にもなった「もう、きみには頼まない」というセリフは、めったに使ってはいけないし、使うと収拾に困ることになるのだろうと思います。
そういう意味でこのセリフを時の権力者に言ったという石坂さんは、いろいろな意味で大人物だったのかも知れません。

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アラヤはドイツのデュセルドルフにアラヤ・ヨーロッパという拠点を持っていますが、現在中国の大連市にも新会社を設立すべく手続中です。
手続きが順調にいけば9月下旬から10月上旬には新会社が発足することになりますので、今月20日から3日間大連市に出張する予定です。
新会社の名前は「大連艾拉雅科技有限公司(だいれんあらやかぎゆうげんこんす)」で、アラヤからは46%出資する合弁会社ですが、中国の拠点として重要な役割をはたしてくれることを期待しています。

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