小室 哲哉さんの報道で、不倫だとか引退についてはまったく興味はありませんが、奥さまの介護のことは他人ごとではないと感じています。
日本が高齢者が多い社会になっていることから、介護が必要になった場合にどう乗り越えていくのかという課題は、それぞれの家庭での問題であると同時に社会全体で考えて行くべきことだと思います。
我家でも昨年亡くなった義母が長年介護が必要だったという経験もあって、小室 哲哉さんの奥さまが介護の必要があるという報道が気になりました。
介護が必要になってくるのは急なケースもあるのでしょうが、どちらかというと徐々に悪くなっていくことが多いので、最初のうちは家族でなんとか支えていこうという考えが先になり、外部の方とか組織にお世話になろうとはせず、本当に大変で家族では支えられない状況になってから駆け込むというケースが多いのだと思います。
小室 哲哉さんも、もしかしたら同じように考えて外部の支援を受けないという考えがあったのかも知れません。
しかし介護をするには専門的な知識や経験が必要であって、まったく初めて介護する家族が独力で対応することには相当な無理が生じてしまいます。
私たちの場合は、地域の方々のご支援(介護認定、介護施設の紹介)がありましたので、わりあい早期の段階から公的な支援と私的施設の利用などをさせていただきましたので、家族がノイローゼになるようなこともなく普通の生活が維持出来、永年介護をした義母が亡くなるまで精神的に追い込まれることもありませんでした。
いずれ自分たちも誰かのお世話にならなければいけないのですが、介護支援をしてくれる公的組織や私的施設は遠慮することなく早期から利用すべきだと強く感じています。