多言語コーディネーションが業務の中心です。
問題解決ガイドのひとりごと。



日高義樹さんは現在ハドソン研究所の主席研究員ですので、アメリカの事情を一番近いところで観察していると考えても良いのだと思います。
その日高さんがオバマ大統領が就任以来やってきた景気回復施策はことごとく失敗だったと断定。
そもそもオバマ大統領は、大企業と労働組合から選挙資金をかき集めて大統領選に勝った経緯から、景気回復施策が大企業と労働組合に偏っており、肝心な中小企業に資金が行っていないのだという。
一般大衆から小口の献金を受けたと報道されているが、まったくのウソだそうです。
このため産業基盤である全米の中小企業が疲弊してしまっているので、本格的な景気回復はありえないという論調です。
その失敗を覆い隠すため、トヨタ自動車を血祭りにあげて目をそらそうとし、これからもますます日本を潰しにかかってくるだろうと警告しています。
鳩山さんがどうのと言っている場合ではないようです。
もう政府をあてにせず、民間企業の力を発揮してこの困難を乗り切る覚悟が必要なのかも知れません。

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日本文化の素晴らしさは外国の人々から評価されてますが、日本人は普段の生活の中でその素晴らしさを意識することはあまりありません。
最近ではオタク、漫画、ファッションなど若者たちが創り上げた文化に注目が集まっていますが、外国の人々から評価されて、はじめてその価値に気付くなどがその一例です。
もう一つ注目したいのが外国からの技術、宗教、制度などを受け入れても、なぜか不思議なことにいつの間にか日本独特のものに創り上げてしまうという日本人の個性です。
私たちも祖先のDNAを引き継いでいるなら、その特徴を誰もが持っているはずと考えると面白いことになります。
会社運営をする中で、選択は必要ですがいろいろな技術や知識を受け入れる方向で進めば、そこにいる社員達はDNAに従って自然に手を加え、消化し、再構築して独自のものにするはずです。
そのためには会社のワクを出来るだけ薄くしておくことが重要なのかも知れません。

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今年の6月25日から27日にかけて「中国国際経済技術合作フォーラム・中外傑出企業CEO円卓会議」が中国・北京で開催されます。
開催場所は「人民大会堂」。
宿泊は「釣魚台国賓館」という。
中国国内の優良企業500社と海外の優良企業500社が一堂に会する大きなフォーラムです。
この会議の事務局から今週の初めに私宛に参加要請の書類が届き、担当者からも電話がありましたので、良い機会と判断し参加することにしました。
開催の主旨から中国の重要な企業だけでなく、内外の企業も参加するのでビジネスのチャンスが広がることが期待できます。
北京に行くのも8年振りですので、その変化を感じることになると思っています。

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佐藤優さんが「週刊アサヒ芸能」に連載中のコラムをまとめた本だそうです。
私は「週刊アサヒ芸能」という週刊誌を買ったこともありませんし、今まで読む機会もありませんので佐藤優さんがこの週刊誌にコラムを持っていたことも知りませんでした。
佐藤さんは外務省の国際情報局分析一課主任分析官という肩書きのとおり、国際情報(インテリジェンス)の第一人者で、日本国にとって貴重な人材であったにもかかわらず、鈴木宗雄さんの事件にまきこまれ、2002年に背任容疑で逮捕、有罪確定のあと外務省を失職しています。
いわるゆる国策捜査、逮捕というものの犠牲?なのかもしれませんが、日本にとってどれだけ損失だったのかは歴史が証明することになるでしょう。
別な見方をすれば、佐藤さんが作家として本を出したり、講演でしゃべったりすることのメリットもあったと考えることも出来ます。
佐藤さんは国を動かす政治家、官僚、知識人と言われている人々に、インテリジェンスの専門家として鋭い舌鋒で切り込んでいますので、素人の立場でも国の裏側で何が起こっているのかがよく理解できる内容です。
書かれている事例には具体的な個人名まで明らかにしていますので、特に外務省は腹に据えかねていることだろうと思います。
ただこれだけ公になっているにもかかわらず、実際の外務省人事で影響がないのは何故だろうと思うのですが、それだけ魑魅魍魎の世界なのかも知れません。

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鎌倉シャツの末貞良雄さんの講演を聞いて大変感銘を受けましたので、昨日さっそく鎌倉シャツの広尾店に行ってきました。
7時が閉店時間ですので間に合うような時間にお店に飛び込むと、なんと貞末良雄さんご本人がお店の中にいらっしゃいました。
「どうも!!いらっしゃい」、「ア、どうも」というご挨拶になったのですが、昨日講演を一緒に聞いていた某社の社長さんが先客でいらっしゃいました。
「いやぁ、昨日の話を聞いてここであつらえることにしたんですよ」と先客の社長さんが。
「そうですよネ」と私。
それから約一時間くらいファッションのお話を聞きながら、Yシャツ、ネクタイなどを貞末さんアドバイスに従って選んでみました。
自分の好きな色合いとはまったく違うものになったのですが、お会いする方にどんな印象を与えることになるのか楽しみです。

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現在、IT業界の大手となっているサイバーエージェントは、1998年に創業され、年数が短いにもかかわらず2003年3月には東証マザーズに株式上場。
当時はベンチャー企業として脚光を浴びていたことを鮮明に覚えています。
その一年後にアラヤを創業したので、その存在は気になっていましたが私たちとは別の世界の出来事だと思っていました。
アラヤ創業から1年後の2005年4月、この本が「アメーバブックス」から出版されたので、やはり気になり購入して一度読んだのですが、その本がいつの間にか手元から消えてしまいました。
最近になってライブドアの堀江貴文さんの本をはじめ、起業関係者の本をいろいろ読んでいるうちに、そういえば藤田晋さんの本があったことを思い出し、再度文庫版を購入して読んでみたのです。
自分自身が6年間、起業会社の経営をしてきた経験がありますので、5年前に読んだ時とは違ってこの本に書かれているすべてのことが臨場感ある場面として再現される感じがありました。
まさに他人事ではなく、何だか自分が経験したような不思議な感覚だったのです。
起業を経験したものだけしか分からない共感なのかも知れません。

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昨日の夕方から経営者の勉強会が銀座で開催されましたので参加してきました。
勉強会では鎌倉シャツの貞末さんのお話が大変興味深く、かつ感銘を受ける内容でした。
今、世界中のファッションメーカーは縫製加工を中国をはじめとする東南アジアに委託してしまっており、イタリア、フランスなどは自国に縫製加工できる工場がほとんど消滅してしまったそうです。
そんな中で、日本だけはピーク時の4分の一に減ってしまったけれどまだ縫製加工できる工場が残っている。
日本の工場は一人あたりの生産能力が中国の4倍あるので、人件費が4倍以内であればなんとか採算が合うのだそうです。
しかも日本の作業者の縫製加工技術はピカイチなので、メイドインジャパンという信用度が得がたいほどの価値があるというお話でした。
鎌倉シャツは名古屋のセントレア空港に店舗を持っているのですが、最近は中国の観光客が大量に買っていくそうです。
そんな実績をもとに「メイドインジャパンを前面に出す」ことをすれば日本はもっと元気になるはずという論旨でした。
最近の出来事だそうですが、中国の縫製加工工場で働いている女性たち(農村部からの出稼ぎ)が旧正月休みに実家に帰ったあと、4分の一が戻ってこなかったため世界的な納期遅れが深刻になっているという。
中国の農村部が大分豊かになり仕事が地元でも見つかるという現象の影響だそうです。

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堀江貴文氏の本は沢山読んでいるのですが、ライブドアという会社はどんな実態だったのか?という意味では情報が充分ではないので、ファイナンス部門の責任者であった著者の本も読んでみることにしました。
宮内さんが主張している内容は裁判にも関係しており、自分の立場を擁護していたり自己過信の部分が透けて見えるのは仕方がないことですので、事実の推移はこうであったろうと割引し、推測しながら読みました。
その中で私の目に止まったのは、ライブドアが株式上場する直前の決算(1999年9月期)では年間売上が2億6千万円、翌年上場後(2000年9月期)の年間売上でも4億5千万円だったことが書かれています。
今だからかも知れませが私にとっては驚きでした。
上場前後の売上規模があまりにも小さいと感じたからです。
そして上場時に60億円を調達したという事実。
この資金を起爆剤にライブドアの躍進が始まるのですが、M&A(企業買収)を中心とした成長戦略を推進していたのが堀江貴文社長を支えていた若手経営者たち。
その背景に、小泉・竹中路線の経済政策があったことも見逃せません。
それにしても怒涛の成長と入手した現金を武器に、従来の経済社会を破壊しかねないと多くの人に思わせた行動の中身が、この本を読むことによって具体的に理解できました。





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昨日からこのブログを再開しました。
内容はアメーバブログと同じものですが、見ていただける数はなぜかgooのほうが多いのです。
いずれこちら主体にする予定です。

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今年に入ってから積極的にalliance(同盟・提携)関係を結ぶ会社を増やしているのですが、当初は思ってもいなかった効果が出始めています。
まずお話をするところから始まるのですが、その段階でアラヤの社内で化学変化が起こりだしているように感じます。
「この会社とalliance関係になればこんなことが出来る。」
「もっと可能性が広がるかも知れない。」
「こんな方と仕事が出来れば楽しい。」
などなど、人それぞれに感じることは違っていても、刺激を受けることによってその考えや行動に変化が起きることは確実です。
当然相手の会社にもそれなりの変化が起きていることが予想されますので、相乗効果がお客様企業にインパクトを与えるだろうと考えています。
いろいろな分野の会社とのallians関係によって、将来のアラヤがバランスのとれた素晴らしい会社になることが期待されます。

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宮本常一さんはいわゆる有名な民族学者ではありませんが、昭和14年から日本各地をくまなく歩き、各地の民間伝承を克明に聞き通り調査をしたそうです。
その当時の老人たちですから江戸時代に生まれ、明治、大正を生きた人々たちということになります。
まだまだ江戸時代の生活習慣などが色濃く残っていたものの、近代化の波に洗われていた時代に聞き取りしていますので、昔語りという形で日本人がどのように生きてきたのかが生き生きと残されています。
現代の社会では、男女関係が昔と比べるとルーズになってしまったと嘆く大人たちがいますが、その昔の日本の田舎では、男女関係はきわめておおらかだったようです。
つまり明治以降、世界に追いつこうとしていた日本は、外国人からひんしゅくを買うような習慣を改めて、厳格な生活習慣を定着させていったのであって、もともとの姿は思いのほかゆるやかだったという。
つまり現代は元の姿に戻っただけということですから、嘆くことでもないのかも知れません。
そういえば昔の日本人が道端の地べたに普通に座っていることを、日本に来ていた外国人が奇異なものとして記録に残していますが、少し前までは大人が地べたに座るなどということは見かけませんでした。
ところが今の日本、とりわけ澁谷などでは、大の大人が地べたに座っていることは珍しいことではありません。
やはり先祖がえりしているのでしょうか?

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