ドイツの商品品質比較テストについてアラヤ・ヨーロッパからの報告です。
ドイツの商品には“gut(良い)”或いは“sehr gut(優秀)”とマークがついているものがあります。
これは、ドイツ政府公認で非営利機関である商品試験財団Stiftung Warentestが付けているものです。
商品の内容を比較、チェックし、質が高いと評価された商品にのみ与えられる証になります。
この財団は、毎月様々な商品を取り上げ、同名雑誌において、メーカー間の商品比較検査の結果を公表しています。取り上げられる商品内容は実に多岐に亘りますが、いつも必ず家電製品、或いは、自動車またはその周辺機器についての比較テスト結果がとりあげられています。
1.デジタルカメラ(最新15機がテスト対象となり、4倍ズーム以下と5倍ズーム以上のデジカメで2グループに分かれテスト
総合ベストワン:Sony Cyber-shot DSC-H5, 成績”Gut (2.1)”
小さな欠陥:
操作が非常に簡単なカメラではあるが、画像安定ボタンとスタートボタンがお互いを取り違い易い近さであるのが良くない。
簡単なスナップ写真のためにズボンのポケットに入れて持ち歩くには向かない。
アマチュア・カメラマン向け。
優秀賞:Panasonic Lumix DMC-TZ1,成績”Gut (2.5)”
機体の大部分を占めるズームがOffになっても、Onになっても非常に薄い状態を保つ。
また、たったの270グラムの重量、大物カメラのなかで最も軽量なカメラ
2.携帯電話 (22機対象)
総合ベスト・ワン:Sony Ericsson W810i,成績”Gut (2.1)”
MP3-Player機能で最優秀、わずかな差で第2位となったNOKIA 6280と比較しテレフォン・フンクションでやや劣るが、音楽機能と蓄電池能力で引き離し堂々の1位。
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