多言語コーディネーションが業務の中心です。
問題解決ガイドのひとりごと。



 

地方活性化をすすめるための第一歩は自分たちを知るというところから始まります。

歴史、伝統、地理、地域性、特性、特色、人口構成、特産品、神社仏閣、公園、お祭り、保育園、小中学校、高校、等を書き出しながらその地方がどんなところなのかを再確認するのです。

その地方に住んでいる人たちはあまりにも日常的になっているので、自分たちの地方がどんなところなのかを掴む事が難しいかも知れないので、このステップは外部の目を活用すべきだと思います。

こうしてまとめられたその地方をあらわす記述を、地元の人の目で改めて確認し、記述で改めた方が良い部分があれば相談しながら訂正していくというプロセスが大事になります。

外部から見たその地方の特徴などが、地元の人には新鮮に感じる事もあるだろうし、「そんな街じゃあないよ」という反発すらあるかも知れません。

外部の人も地元の人も納得できるものがまとまれば、何をしなければならないという核心部分の一部が見えてくるはずです。

それが終了したら第二のステップに進みます。





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地方活性化というキーワードでググってみると、いろいろな組織が行っている内容や失敗例などの情報がたくさん検索できるのですが、その中で気になるものが有りました。

それは地方活性化をしたいと思っている多くの自治体が、NHKの番組「ブラタモリ」で取り上げてもらいたいと希望しており、まるで列をなしている状態だという情報です。

「ブラタモリ」は私自身も大好きな番組ですので欠かさず見ていますが、タモリさんが古地図を参考にしながら、その街に残る古くからの構造物、神社仏閣、坂道などを独特の視点で確認するという、歴史の痕跡をたどる散歩番組で面白い。

たしかに番組で取り上げてくれれば、番組で紹介された建物や坂道を追体験したいという観光客が見込まれるという効果が期待できるというのは分かります。実際に効果があるのだと思います。

しかし、それだけで地方活性化というには少し継続性という面で問題がありそうです。

それよりも参考にすべきではないかと思っているのがテレビ東京の「もやもやさまぁ~ず2」という番組です。

いろいろな街でロケをする番組ですが、「何があるのか分からずもやもやする」というコンセプトから命名されたそうです。

さまぁ~ずの2人とテレビ東京のアナウンサーが、訪ねた街の人々と軽妙にかかわり、どんなところにも入り込んで話をするので、かかわった人は一生の思い出になったという印象を持つのではないかと思います。

いわば街の人々・たたずまいとのからみ番組です。これも毎回欠かさず見ています。

これを地方活性化という観点で見ると、「ブラタモリ」は有名人がその街を独特の視点で見直すという散歩番組ですから人々とは距離をおいている。一方「もやもやさまぁ~ず2」はその街に住んでいる人々と触れ合いを持ち、それによってその街の住民たちの意識に何らかの変化をもたらしている可能性があるという相違点です。

「もやもやさまぁ~ず2」で訪れたお店には撮影当時の写真を店内に掲示されているという例が多いというのでも影響の大きさが分かります。

このさまぁ~ずの2人をインバウンドで訪れてくる外国人に置き換えてみるとどうだろうと構想してみると面白いのです。

地方のある街でどのお店にも「外国人歓迎、撮影OK、ぜひ話しかけて下さい」と表示されていたらどうだろう?レストランや喫茶店、バーなど来客を期待している場所だけでなく、八百屋さん、肉屋さん、美容院、床屋さん、ダンスやヨガ教室、など外国人が入りにくいと思われる場所にも「外国人歓迎」という表示をするのです。

外国人と八百屋さんのおばちゃんが身振り手振りで会話らしいものをする、それを見ていた小学生が「英語を勉強しなきゃ!」と決心するなどの変化が起こったら、その地方の街が大きく変わるキッカケになると思うのです。



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中国の大連市には関連子会社がありますので、ほぼ毎月のように出張する機会があります。

当然のように中国人スタッフをはじめ取引先の中国人の方々ともお話をすることが多いのですが、日本に旅行をした経験のある人が大勢いることに驚きます。

そんな皆さんが一様に褒めてくれるのは、町の綺麗さと日本で買う物品の安心さを含むサービスの良さです。

最近の例では、北海道産のおみやげを買ってきて、家族や同僚に喜んでもらえたということを自慢する人の話を聞きました。どうやら日本産というよりも北海道産の方が価値があるように感じているようです。

Made in Hokkaido というものに価値があると感じてもらえるなら、もしかすると Made in Aomori とかMade in Saitama のようにご当地産を売り物にすることを活用出来るのではないだろうか。

これは官公庁のようなところで決めてもらうという手法ではなく、勝手連のようなゲリラ戦法でやった方が効果的かも知れません。

 

 



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会社を経営していれば毎日のようにいろいろな出来事が起こるのは当たり前ですが、時には思いがけないショックとも言えるようなことにも出会います。

経営のトップにいる人間がそんなことに動揺するわけにはいかないのですが、笹尾さんには何でも話をしていますし、その時々に的確なアドバイスを受けています。

今日は心に響くような励ましと的確な判断によるアドバイスを受けることがありましたが、本当に心にしみました。

まだまだ修行中です。



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企業経営をしていれば国内、海外向けの送金が当たり前という現実を避けることは出来ません。

取引銀行を利用して送金することに疑問を持たずにしていると、高額の手数料が自動的引き落とされてしまうのですが、アラヤは海外送金は設立直後から格安のシステムを活用していました。1件当たり2000円です。

ところが国内送金は格安のシステムを知りませんでしたので、ほぼ定額の料金で送金してきました。

本日、格安で送金できるシステムを知りました。一件当たり280円だそうです。

これを使わない訳にはいきませんのでさっそく導入します。送金手数料が半減することになるのは大きいからです。

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地方活性化をすすめるにはいろいろな知恵が必要になりますので、一つの組織だけでは難しいと思っています。

最初のキッカケと言うか糸口を探すことですら、自分たちだけでは途方に暮れるだけで一歩たりとも前に進めないだろうと思っています。

ところがある人にとっては何でもないことで、「それなら話しておきますよ。」というようにアッケなく突破してしまったりする。

まるで舞台や映画のように、役割分担がありそれを総合的に管理するプロジューサーがいて、その役割を的確に働かせるディレクターがいることによって、やっと成功への道が見えてくるというものなのでしょう。

しかしプロジューサーやディレクターが目立つようでは反発という目に見えない障害にぶつかってしまうことも考えられます。

考えれば考えるほど迷路に入ってしまうくらい難しいのが実態なのでしょう。



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見間違えたのか?と思ったのですが、サクラの花が咲いていたのを目撃しました。

サクラの木を遠くから見ていたら、何となくピンク色になっているので近寄ってみると、なんとサクラの花が咲いてる。

こんなに季節が不順ですから、サクラも狂ったようです。


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地方活性化という言葉で想起される活動は何なのかを考える場合と、住民活性化という言葉で想起される活動は大きく違ってしまう。

地方活性化というと何だか大きな動きが必然という感があり、箱モノ、イベント、仕掛け作りなどが頭に浮かんでくるのですが、住民活性化というと掴みようのない地味な活動のように感じてしまいます。

しかし地域住民の意識改革なしに地方活性化が成功するはずもなく、ましてやお役所だけが頑張るような活動では息を続かせることも難しいのです。

地域住民の意識を変えるということが難しいのは誰でも分かるのですが、この突破策としてインバウンドを活用しない手はありません。

昔から日本人は海外からの刺激に敏感に反応し、その変化を日本流に消化するという面でも卓越した能力を発揮してきました。

インバウンドという激流にはアメリカやヨーロッパという西洋文化だけでなく、むしろ中国、台湾、韓国、タイ、マレーシアなどの東洋文化も入っているのですから刺激の質もそれなりに大きいのが特徴です。

そんな激流に「田舎」と言われ、自分たちもそんな意識になっている子供からご老人までを飛びこませてしまう仕掛けがあれば、難しいと言われてきた意識改革が可能になるはずです。

多くの外国人が来ることで地域が変わるなんてワクワクするではありませんか。



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お世話になっている北村聖教授の最終講義が東京大学で行われるので聴講に来ました。

東大の講義を聴講するのは最初で最期になると思います。


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地方活性化をする上で一番力になるのは人間です。

ノウハウやIT活用の知識などが必要であることは分かっていますが、成功させる為の決め手は何と言っても人間なのです。

それも活性化に関わっている人たちだけでなく、むしろ力を発揮してもらいたいのは、活性化をする場に住んでいる人すべての力が必要なのです。

たぶん地方活性化というのは、住民活性化と言うのが正しいのではないかと思います。



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地方活性化をすすめる上で大事な事は、何から始めるかによって成果が違ってしまうという点に気付くかどうかだと思います。

活性化という目的に向かって活動するのですが、なるべく目に見える成果を得たいが為に拙速な手段を選んでしまうという失敗は、探す必要が無いくらい日本全国にころがっています。

6Steps と仮に呼んでいるアラヤの手法は、第1から第6ステップまでを順にすすめるのですが、具体的には次の通りです。

1Step:know about    知る

2Step:Characterize   特徴づける

3Step:Action,Strategy 行動、戦略

4Step:Team      集合的な

5Step:Synergy    相乗効果

6Step:Result     成果

失敗している活性化プロジェクトの多くは、3ステップの段階から始めてしまったという事が多くの原因だったのだろうと判断しています。

アラヤが手掛けることになる活性化プロジェクトは、土台になる1ステップ、2ステップを非常に大事にするという特徴があります。

そこには日本人だけではなく若い外国人たちの英知を活用するという独自の手法なのです。



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自宅のご近所にある居木神社には事あるごとにお参りをさせていただいています。

今日も近くを通る用事がありましたので、お参りをさせていただきました。お宮の前で手を合わせると、何故か心が落ち着きます。

近くの駐車場には猫じゃらしが沢山ありましたのでパチリ!



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アラヤサッポロ株式会社は人財派遣業務の認可を取得しましたので、今月から本格的に通訳派遣業務を開始しています。

人財派遣業務の取得は地方活性化のために、パンフレットやプロモーションビデオなどを制作する際に外国人の派遣を求められる事が多くなった対応策だったのですが、通訳派遣の要望もありましたので、今月から本格的に開始する事にしました。

そうしたところ、開始そうそう各方面から通訳派遣のご依頼が毎日のように入りますので、急遽通訳者の登録を増やす必要が生ずる事になり、事務局が嬉しい悲鳴をあげる事態になっています。

幸い素晴らしい通訳者の方々が登録に応じて下さっており、また是非応援したいという通訳業務に詳しい方からのお話も来ています。

私たちが想像していたよりも、アラヤの通訳派遣業務に対する期待度が高いことが分かりましたので、この機会を逃さないように体制を強化していきます。

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地方活性化プロジェクトを本格稼働するために札幌へ出張します。

活性化のためにメソッドを開発したのですが、実際のフィールドワークをするためには多くの方の協力を得る必要がありますので、その体制基盤を固める第一歩です。

最初のステップとしては、このチーム編成が重要だと思っています。

幅広い分野にわたる方々とのコラボレーションが実現出来ることが、このプロジェクトの肝になるからです。

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地方活性化をするためにはホテル、レストラン、公園などのモノを充実させる必要があるとか、キャラクターを創る、独自のお祭りを企画するなどのイベントをするなどに焦点を合わせてしまうと目的に達することが難しい。

本当の意味で活性化を行いたいなら「人」に焦点を合わる必要があります。

そこに住んでいる人たちに焦点を合わせ、すべての人たちの意識が一変するような大きなうねりを起こすような活動をすれば成功する可能性が高いと思っています。

本当に価値のある観光資源は「そこに住んでいる人」なのだという視点が大事なのです。その活動の中で「その地域の魅力にはまってしまった人たち」との交流がポイントになります。

住んでいる人たちの良いところを引き出し、活性化の動きに積極的に参加してもらい、インバウンドの人たちには「住んでいる人たち」との触れ合いを経験してもらうことが大事なことなのです。

外国語などまったく経験したこともない人たちが、多くの外国人たちと触れ合うのを見た地元の子供たちが英語を一生懸命勉強したくなったなどのエピソードも生まれるはずです。

そんなステージにまで動けば、どんなことをやっても成功する確率が高くなると思います。



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