最高裁判所に堀江貴文氏が上告していたが、昨日の報道によると棄却されたとのこと。
この決定により地裁、高裁での判決どおりの量刑で収監ということになります。
普通の市民は、テレビや新聞で報道されていた情報で判断しているでしょうから、「あの悪いことをしたホリエモン」が捕まって刑務所に入れられると思っているのでしょう。
悪いことをしたのだから捕まって当然であり、遅すぎるぐらいだと。
ところが実態はかなり違います。
堀江貴文氏自身が言っていることですが、彼は情報を収得し分析をすれば、普通の人には見えないであろう将来を見ることが出来たので、積極的にいろいろなことを実行したそうです。彼は会社のオーナーで実行する力もあったのでそれが可能だったとも。
ほとんどのことが、誰もやれなかったしやろうともしなかったことだったが、自分を信じていたので失敗するとも思わなかったと。
ところが何をやろうとしているのかを、分かり易くていねいに説明しなかったが為に誤解をされていまい、またそのことを当時は気にもかけなかったそうです。
つまり普通の人には何をやるか分からないモンスターのような人物が、金の力にまかせて強引に世の中を変えようとしていると映ったのだろうと。
そうしたことが東京地検特捜部を動かすことになり、最終的にはこのような結果にはなってしまったが、この原因の一端は自分にもあると反省していると語っています。
しかし一部の人は痛快に思ったかも知れないことが、日本経済にどれほど痛手をこうむらしたかを考えると、検察庁の存在すら疑問に思ってしまい暗澹たる思いが頭の中をかけめぐります。