日本人には職人気質というものが底辺にあって、技術を習得したり、その技術をとことん突き詰めていくことに美学を感じる気風があると思っています。
だからモノを作る人が、どちらかと言えば下層に置かれてしまうアジア地域にありながら、職人的な技術を皆が尊重している日本だけが素晴らしいモノを作ることが出来るようになったのでしょう。
この職人的なモノづくりを尊重する風潮は江戸時代よりも、もっと古い時代から連綿と続いている文化なのだそうです。
日本人のもうひとつの特徴は人が固まってすることに長けているということです。
中国人がよく「日本人は団体にすると、ものすごい能力を発揮するが、バラバラにしてしまうと中国人より劣る人が多い」と言います。
究極の現場が戦争をしている場だとすれば、昔の日本の軍隊は強かったと聞きます。まさに団体行動ではその長所が発揮されたのだろうと思います。
こんなことを意識してアラヤの中を見ると、ともすれば職人的な気質を突き詰めてしまう人が多いため個人的な作業になりがちでした。それを良しとしていたのでバラバラになってしまうことを容認することにもつながっていることに気付きました。
それに気付けば直すことに躊躇しているヒマはありません。
合言葉はチーム・アラヤにし、チームで取り組むことを意識した仕事のやり方に切り替えです!