目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

九鬼山

2011-11-06 | 山行~丹沢・道志

標高 970m 山梨県

2001年11月18日(日) 晴れ

メンバー 山の神と私

コースタイム 8:44禾生駅8:50--10:04リニア見晴台10:15--10:45九鬼山10:55--11:20紺屋休場(昼食)12:15--12:57馬立山13:05--13:30頃 岩殿山展望地--13:50御前山14:00--14:30神楽山14:38--15:05林道--15:20猿橋駅

大月で乗り換え、富士急電車に揺られ禾生(かせい)駅へ。車窓からは雪をかぶった富士山が見えたが、いつのまにか雲にさえぎられていた。

禾生駅を8:50に出て、国道139号線に沿って歩いていく。前方にはザックを背負った方々がいて、後ろをついていけば、九鬼山へ案内してくれそうだ。九鬼山は、のんびりとした里山の風情で目の前にでんと座っている。

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左:九鬼山山頂からの眺め。美しい紅葉が広がる 右:九鬼山山頂の碑

今日はボランティアの人が大勢歩いていて、鎌やチェーンソー片手に下草を刈ったり、倒木をよけたり、ゴミ拾いをしながら九鬼山へ登っていく。ありがたや。

短時間でだいぶ高度をかせぎ(それだけ急な登りなのだが)、リニアの見晴台で休憩をとる。見下ろすと、名前どおりリニアモーターカーの実験線が見えている。

再び急な上りに耐えていくと、稜線に出て、富士見平。残念ながら富士山は休業中で姿は見えない。そこからほどなくして九鬼山山頂に到着。以前は樹木が生い茂り展望なしだったこの山頂は、いつの間にか北面の木を伐採して大展望の山になっている。眼下には全山紅葉に染まった雄大な風景が広がっていた。ただし山頂は日陰で寒く、しかも大勢の登山者がくつろいでいて混雑していた。

 

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左:馬立山 右:馬立山のやぶ越しに紅葉をみる

稜線上の横移動で、紺屋休場に着いた。休場というくらいだから、休まねば。ここで昼食にする。昼食にはおあつらえむきの場所なのだが、われわれを除くと1組しかいない。見晴らしもよく気分爽快。12:15出発。

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岩殿山がミニチュアのように見える(中央右寄り)

この後、小さなピークが連続して出てくるが、なぜかその一つひとつに名前がついている。まず最初に登場してくる馬立山は、急な登りを2度もクリアしなければならない。その割には、うす暗い樹林帯の中で狭く徒労感ばかりを感じさせる山頂だ。 上った分今度はすさまじい下降が待ち受けている。やがて大月の街が見渡せる場所に出る。岩殿山の巨岩がミニチュアのように見えておもしろい。

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小さい山脈がつづく(御前山にて)

次に御前山、そして神楽山。休憩しやすいちょっとした広さと見晴らしをもっている。15:05林道に出て、猿橋駅には15:20に到着した。百蔵山方面からはザックを背負った人たちがこちらへ向かってくる。今日は天候に恵まれ、登山日和だったからなあ。 


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