目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

諏訪の酒蔵めぐり

2019-01-09 | まち歩き


諏訪の酒蔵で購入。左から伊東酒造「横笛吟醸生原酒初つくり」、同「純米吟醸横笛」、酒ぬのや本金酒造「純米酒本金(ほんきん)」、株式会社舞姫「純米吟醸翠露(すいろ)」

1月5日(土)諏訪湖畔の宿、上諏訪温泉しんゆに15:00にチェックインした。部屋まで案内してくれた若くてきれいな仲居さんに上諏訪の駅までここから徒歩でどれくらいかかるだろうかと聞くと20分ですという。ええ~、そんなにかかるのか。なぜ、それを聞いたかといえば、×2の時間で酒蔵に行けるからだ。

ちと遠すぎる。レンタサイクルがありますよというが、試飲をしたら、酒酔い運転になってしまう。

仲居さんが去った後に念のためGoogleマップのルート検索をしてみると、19分と出た。泊り客に年配者が多いから、駅まで20分といっているのだろうか。酒蔵まで19分なら、ちょうど腹ごなしにもなると、山の神と勇んででかけることになった。

ホテル裏手から出て、中央本線の線路を渡り、甲州街道をひたすら駅に向かって歩く。10分ほどで上諏訪の駅前に出た。目の前には建築中の巨大スーパーがそびえたつ。そこから古い建物が立ち並ぶ街道沿いを進んでいくと、第一酒蔵舞姫を発見した。さっそく黒い格子戸を開けると、目の前に試飲している人たちが何人もいるではないか。そうか、ここはそういうところなのだ。

さっそく新酒や純米吟醸酒などをいただき、すっきりした味わいに感激する。山の神も満足げにスイスイ飲んでいる。さっそく試飲した写真右端のボトルを冷蔵庫から出して購入した。店の人には、ここの酒粕でつくったというわさび漬けも供された。とてもイケるのでおすすめだ。

次に舞姫の並びにあった麗人酒造へ。先ほどの試飲していたグループがいて、店員さんの説明を受けつつ、また飲んでいた。山の神と私はいきなりそこに加わるのははばかられ、店内を一巡りして米焼酎も造っているのかと驚きながら、でもやはり試飲コーナーに吸い寄せられた。ガラスケースの冷蔵庫で冷やされている何本ものボトルはすべて試飲OKといっていて、かなりの太っ腹。おすすめは、その日の朝しぼった酒、「朝しぼり」のようだった。

その並びにもう1軒。酒ぬのや本金酒造がある。重い引き戸をえいやと開けて中に入ると狭い。試飲するにはちょっと勇気がいるかもしれない。おそれを知らないわれわれは、試飲できますかと、年配のご主人に尋ねた。「飲みたい?」とにっこり笑うご主人。とても人のよさそうな人だ。もちろん、山の神と私は 「ぜひに」と。

最初に注がれたのは、「本醸造酒太一」。たしかにうまいのだが、本醸造は飲みすぎると頭痛を招く危険な酒(?)だ。やはりふだん飲みは純米酒だろうということで、「純米酒本金」を1本購入した。

4合瓶を2本ぶら下げて、甲州街道を横切り、いちばん行きたかった伊東酒造へ向かう。ここのブランド横笛は有名だ。若いスタッフに試飲させてもらった2本をこらえきれずに買ってしまった。1本は2000本限定販売という「横笛吟醸生原酒初つくり」、もう1本は定番の「純米吟醸横笛」。山の神と2人、収穫、収穫とにんまりと笑みを浮かべ、じゃあ、帰るかと踵を返したのだが、重大な忘れ物があった。

もう1軒、真澄で有名な宮坂醸造に寄っていなかったのだ。ホテルに戻ってからそのことに気づいた。宮坂醸造に行っていれば、その傍に諏訪商工会議所の地場産品コーナーもあったので回れたはずだった。まあ、次回のお楽しみにとっておけばいいか。

横笛 純米吟醸 美山錦 720ml 伊東酒造 [ 信州 ・ 長野県の地酒 ]
横笛
伊東酒造

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