標高 928m 神奈川県
2005年10月23日(日) 快晴
メンバー 山の神と私
コースタイム 9:37バス停 棚沢キャンプ場前--農道分岐9:45--10:35休憩10:45--11:15番ヶ平11:20--11:53不老山山頂(昼食)12:48--14:45駿河小山駅
10年前の山行記録。手帳を見ると、前日にETC車載機をオートバックスでセットアップと書かれているのに、なぜか電車山行をしていた。車だと必ず同じ場所に戻って来なければならないので、たまには縦走ということだったのだろう。
この日は6:00頃起床して、家で山の神と朝食。電車で新松田に出て、そこから9:00発のバスに乗り込み、9:37棚沢キャンプ場前で降りている。いつもなら、ここで日焼け止めを塗ったり、手帳に記録をつけたりするのだが、降りてすぐに歩き出していた。茶畑の中を抜けて農道に出てから、山の神と身支度をする。
左:バス停から農道へ出て身支度 右:青々としたもみじ。最初の休憩ポイント
どんぐりだらけの登山道。きれいな広葉樹林の森の中を登高していく。途中、興ざめする杉林や鹿よけの柵を越え、歩き始めて50分。そろそろ休むかと山の神に声をかけた。10:35座るにはおあつらえ向きの丸太が一本横たわっていて、そこに腰をかけた。見上げると、まだ青々としたもみじがあった。紅葉していないともみじとは気づきにくい。
2点とも:番ヶ平
杉が林立する中を抜けていくと、番ヶ平。ここはどこ?と山の神が地図を広げた。一方カメラをもって被写体を追い求めていた私は、富士山がほんのちょっぴりだけ見えるのを発見した。
番ヶ平から、富士山がちょっぴり見えた
11:20番ヶ平を出発する。手入れが行き届き間伐している杉林は、薄暗くない。杉林もそんな悪くないじゃないかといいながら上っていくと、11:53不老山山頂に到着した。親子連れや、グループ、単独の方々がすでに昼食中で、われわれもいい場所はないかとうろうろ。山の神がここは?といって日当たりのいい杉の幹と幹の間にレジャーシートを広げた。
2点とも:不老山山頂の標示(同じ内容)。左の指導標はだいぶくたびれていた
12:48昼食を終え不老山山頂を後にすると、すぐ不老山の南峰に着く。
不老山南峰から富士山を望む
南峰からは、ちょっといびつな富士山が見えた。もう少し雪を抱いていると、もっと富士山らしくなるのだが。
2点とも:不老山南峰
南峰からは、休憩をとらずに一気に下山した。駿河小山駅手前、酒匂川を渡ったところで、ピカピカの出来たばかり(?)の立ち寄り湯施設があった。いま調べてみたら、こんなに長い名前がついていた。「小山町健康福祉会館 ふじみセンターゆったり湯」。主にジモティ用の施設らしく大人¥300だから、かなり安い。山の神と私は、営業しているのかどうかもわからないのでスルーして14:45駿河小山駅に到着した。
自宅最寄駅に着くと、日が傾いて、そのまま居酒屋に行ってもおかしくない時間になっていた。山の神にどうするかね?と聞きつつも、心は早くも居酒屋に飛んでいた。そして焼き鳥屋ののれんをくぐったのだった。