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目指せ! 標高1122メートル

山の神にお供して歩きつづける、ある山のぼら~の記録。ネイチャー、冒険の本もとりあげるよ。

野川の桜。2019年

2019-04-07 | 日記

2019年4月7日(日) 晴れ

4月5日(金)の夜、山の神と野川の桜のライトアップを見に出かけた。

あかあかと照らされた桜並木へと向かう人の列、警備の人たちの多さに辟易したものの、いざ野川沿いに出ると、その絢爛豪華な装いに来てよかったと思わせられる。

ただ満開ではないところも散見されて、もう2,3日遅くともよかったかなと思いながら、夜の闇に浮かびあがる薄ピンク色の花に感嘆の声を上げていた。

そして2日後の今日、野川沿いをお散歩してみる。

両岸には、レジャーシートを広げてお花見をしているグループや家族が大勢いた。ぽかぽか陽気でお花見にはもってこいの気候だ。ビールでほろ酔いなのか、寝そべって、気持ちよさそうな人も。

桜といえば、紀友則の有名なこんな短歌がある。

ひさかたの光のどけき春の日にしづ心なく花の散るらむ

満開になったら、散ってしまう。なんともはかない桜なのだった。

昨年の桜はこちら。お花見。野川そぞろ歩き

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お花見。野川そぞろ歩き

2018-03-25 | 日記

2018年3月25日(日) 晴れ

今日は絶好のお花見日和。山の神と野川の桜を見ようと繰り出した。ところが、先日の雪が祟ったのか、満開にはほど遠い状況で5~6分咲きといったところだった。

野川に架かる橋から見渡せる桜は、黒ずんで見えた。まだつぼみが多く、咲いていない枝が黒々として見えているのだ。だいたい開花から1週間で満開といわれているけれども、今年はそうではないようだ。

それでも川沿いの遊歩道を歩けば、意外とつぼみには目がいかず、華やかな気分になれた。


野川の桜はまだ満開にはほど遠かった

 花を間近に見れば、華やかな気分に

昼ともなれば、お花見客がレジャーシートを広げ始め、にぎわいをみせ始めた。

今年のライトアップの日程はまだ決まっていないが、「マツコの知らない世界」の特番でどうやらこのことがとり上げられてしまったようだ。それでなくとも口コミでかなり広まってしまって、すごい人が押し寄せるようになっているから、さらにすごいことになりそうだ。

5~6分咲きとはいえ、こうして花を愛でられるのはラッキー。それにしても桜の時期は落ち着かないものだ。

 

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京都で能見物~金剛能楽堂で斑女・紅葉狩

2017-11-20 | 日記

 
金剛流、豊春会「秋の能」プログラムとチケット

会社の研修とはいえ、せっかくの京都滞在。京都を堪能しなければ!

ということで、まずはここのところ関心を深めていた能を観ようと思い立った。最近では、新潮新書の安田登『能 650年続いた仕掛けとは』を読んでいて、観たいな気分がかなり高まっていた。ネットで調べてみると、平日の公演は残念ながら皆無。土・日であっても公演は限られていた。いくつかの候補から、京都でしか観賞できない金剛流の公演に的を絞った。

検討の結果10月15日(日)の公演がいいなと思ったのだが、ネット予約は1週間前まで。7000円の公演料に逡巡し、もたもたしているうちに1週間を切り、明後日に迫っていた。ダメ元で前日の14日(土)に金剛能楽堂に電話をしてチケットの有無を聞いてみた。そのときに電話応対してくれた方にこう言われた。
「こちらでは、空きがあるかどうかわからへんのでな、お弟子さんの(たしかにこう聞こえた)“みちはる”さんとこに電話して聞いてみてください。いないこともあるので、そのときはFAXでお願いします」
教えてもらった電話番号にかけてみると、重々しい口調でご本人が電話口に出た。これ幸いとチケットがとれるかどうかを確かめると、だいじょうぶです、会場に直接お越しくださいとのことだった。

この電話の後に、所用で大阪に行くことになっていた。ついでに梅田の紀伊國屋書店に寄り、能の本を物色する。その中からカラフルで、わかりやすく、能の謡いが60も収録されている『能の名曲60選』をチョイスした。さっそく京都に帰って、パラパラページをめくっていると、なんと金剛流のところに、豊嶋三千春(てしま・みちはる)という名前が出ていた。“みちはる”さんいうのは、もしかしてこの人か。金剛能楽堂のサイトで改めて確認してみると、出演者で、しかもシテ(主役)、能楽界の大御所、その人だった。ひえええ。そんな方がチケットの問い合わせの電話応対をしているのか。もう遅いが、今さらながらに恐縮し、光栄に思ったのだった。

当日は雨がそぼ降るなか、烏丸中立売上ルの金剛能楽堂に赴いた。受付に行くと、封筒に「東京○○様 お電話ありがとう御座いました」の文字が躍っていた。記念にとっておかなければ(上の写真)。本公演の能は「斑女(はんじょ)」と「紅葉狩」。「斑女」は、狂女もので舞がメインになる。「紅葉狩」は公演回数が多いポピュラーな能。平惟茂(これもち)が高貴な女じつは鬼神が優雅に紅葉狩をしているところに遭遇し、正体がわかって退治するというもの。「紅葉狩」も舞はみどころだが、笑ってしまったのは、舞の間、侍女たちが脇に控えているのだが、明らかに足がしびれていて体が揺れていたことだ。最後舞が終わって退場の段になって、ひとりが完全に動けなくなっていた。それでも能の歩き方はすり足だから、うまくごまかしてゆっくりと舞台から下がっていった。とんだハプニングだったけれども、まあ、ご愛嬌。能は知れば知るほど、すばらしい。日本の伝統美を知りたいあなた、教養人を目指すあなた、お奨めです!

能 650年続いた仕掛けとは (新潮新書)
クリエーター情報なし
新潮社
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ゆるキャラ、ぐんまちゃん、温泉大使として全国へ。

2017-07-12 | 日記

 浴衣をまとったぐんまちゃん

あまりに唐突ですが、ぐんまちゃんが温泉大使として、全国の温泉地を行脚するとの連絡が来ました。群馬には、温泉好きにはたまらない名湯草津や伊香保、水上、渋く四万や万座といった有名どころが全国にその名をとどろかせているけれど、さらにPR活動をして、人を呼びたいんだとか。

すでにぐんまちゃんは、6月末に秋田県の小安峡温泉を訪れ、秋田県のPRキャラ「んだっち」に会って交流をはかっていて、その後の予定もぎっしり!? 予定は以下のとおり(変更の可能性あり)。

ご当地のゆるキャラ&ぐんまちゃんに、もしかしたら会えるかもね。 
最新の動向は公式フェイスブックで。
群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」https://www.facebook.com/gunmachan.official/

 

※ひょんなことから、群馬県広報の方とつながりができ、ご案内いただきました。

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夜のしじまを切り裂く、山の神の悲鳴

2017-06-10 | 日記

あれは今週の水曜だったか、ちょうど福岡の巡査部長の事件が報道されていた夜だ。おぞましい事件だ、ああ、いやだいやだと思いながら、家に帰りつくと、山の神は晩飯を食べずに待っていてくれた。21時くらいに食卓についた。昼間録画していたNHKの「ひよっこ」を再生、桑田佳祐のテーマ曲をとばして、ドラマが始まった。「お父さん、みね子は、どうしたらいいんだっぺ」などど茨城弁が聞こえていた頃、我が家の事件は起きた。

「なんか、音がしない?」と山の神
「なにも聞こえないけど」と私。

山の神はすっと食卓から離れ、洗濯機のある暗がりの一角へ足を踏み入れた。そのとたん、

「きゃあ~」と夜のしじまを切り裂く、高周波の絶叫。丹沢でヤマビルを宇宙のかなたに飛ばしたときのあの悲鳴を再び聞くことになった。これはゴッキー(ゴキブリ)登場かと即座に思った。ついこの間、久々に家の中で体長2センチくらいのを見たので、再びお仲間の参上か、やれやれとその暗闇に私も様子を見に行く。

山の神の手には、早くもゴキジェットが握られていて、玄関のほうへ移動していく飛翔体に向けて、大容量の噴射が始まっていた。おお、飛んでる、飛んでる。撃ち落とされるかと思いきや、ゼロ戦よろしく向きを反転し、こちらに向かって飛んでくる。ウソだろと思った。ゴキジェットに立ち向かってくるゴキがいるのか。

近づいてくると、その飛翔体はなんだか小さかった。そのうち、床に着地。そしてゴキジェットの噴射など、まるでなかったかのように悠然としている。灯かりをつけてよく見ると、コガネムシだった。私がつまみあげて、玄関から外へポイ。一見落着だ。しかし床には、山の神が必死に大量噴射したゴキジェット液がねっとりと層をつくり、テカっていた。しょうがないわねと山の神が雑巾を手に拭き掃除となった。コトはこれで終わりではなかった。

「また、なんか飛んでる」と山の神。
「どこか、窓が開いてたのか」

今度は食卓周辺へ向かってきた緑色の飛翔体。またコガネムシかと、後を追うと、ダイニング・テーブルの真上の照明にその飛翔体は止まった。椅子の上にのっかり、その姿がなんであるかがわかり、ギョッとした。カメムシだ。家の中はもちろんのこと、この界隈で見かけたことはない。地方の緑の多い宿に泊まると、よく出没していたけれども、まさかここにも棲息しているとは。ティッシュ片手にすかさず駆除した。

騒動はこれで終わり。でも、あの悲鳴は近所じゅうに響いたはず。福岡のニュースがあったばかりだけに、殺人事件発生かと近所の人たちを恐怖のどん底に陥れたにちがいない(それは飛躍しすぎか)。それにしても、山の神の悲鳴には、肝を冷やした。

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