39ギター

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太古の生物が岩石に固定してくれた炭酸ガス

2010-12-23 09:20:01 | 

おはようございます。

昨日は東北地方では、大変な大雨になったようですが、こちらは結構穏やかな一日でした。

冬至のこの時期にこの暖かさは、やはり異常なのでしょうね。

地球はどうなっているんだ?・・・

まあ、万年億年の単位で考えるとどうってことないんでしょう。地球の長い歴史の中で暑くなったり寒くなったり、こんなことは当たり前で、ちょっと人間が活動したからと言ってそんなに極端に地球の環境が変動するとは思えませんが、でもまあ二酸化炭素が徐々に増えてきてそのことも一つの原因として温暖化してきているのは間違いないようです。

かつて、地球も今の金星のように炭酸ガスだらけの大気だったわけですが、海洋生物が誕生して炭酸ガスを炭酸カルシウムにして骨格を作りそれが長い間に海の底にたまりそれが岩石になりました。

石灰岩は昔の地球の二酸化炭素が固体になっているわけです。

その石灰岩を熱するともとの二酸化炭素とカルシウム分に分かれて、二酸化炭素は昔のように大気中にあふれカルシウム分はセメントになります。

現代、どっちを向いてもセメントでできた構築物であふれかえっていますが、これらはみなせっかく太古の生物が岩石に固定してくれた炭酸ガスをまた空気中に吐き出した結果であることを思うべきです。

温暖化ガスの二酸化炭素はおもに石油石炭の燃焼によって排出されますが、セメントの生産で石灰石から分離される二酸化炭素も膨大な量になるでしょう。

エネルギー源としての石油石炭の使用を抑えるエコが温暖化の切り札のように考えられていますが、セメントを使わないこと、これも大きなエコにつながります。

セメント関連の製造業・土建業の方には申し訳ないですが、もっと自然の素材を使った文明のあり方を考えることも必要ですね。

まあ、そうはいっても昔のような木と紙と土と岩石でできた家に住めるかというと、もうできないですけどね・・・

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穏やかな冬の朝、突然何を言い出したんだろう…

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