おはようございます。
東北では、まだ震度5強の地震が頻発しているようで被災者に追い打ちをかけるような自然の猛威には手の打ちようがありません。
まあ、東北地方に親戚などを持たない西日本の住人としては、いつもの生活があるだけで「いつかはこちらも大震災があるかもしれない」と言う自覚も薄れていきます。
西日本で心配なのは活断層による直下型も心配ですが、南海地震・東南海地震およびこれの連発型の地震が心配です。
これが起きると西日本とくに九州・四国・近畿の太平洋側は今の東北と同じような大打撃を受けるでしょう。
覚悟して準備をしておかなくては・・・
15年前に東京を離れて故郷広島に帰る決心をしたいくつかの理由の中に「関東大震災から家族を守る」と言うのがあり、広島に帰った時にはホッとしたのを思い出しますが、今から思えばどこにいても同じような気もします。
親族が近くにいるという安心感が違うだけですね。
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ギターも少しずつ調子を取り戻してきています。
最近はBWV998プレリュード・フーガとアレグロを中心に練習しています。
アレグロの後半に突入していますがまだ途中で打ちのめされています。
それでも少しずつ前進していますので、時間はかかるでしょうがなんとか最後までけると思います。
田部井辰雄さんの楽譜に忠実に弾いていて、田部井さんの運指は独特の「えっ?」と言うような運指が結構ありますが、とにかく勝手に変えずに楽譜に忠実にやっていると不思議と慣れるにしたがって運指の流れの良さに気が付きます。
フーガは、入り口だけ弾いてその続きはまだまだ先になりそうです。
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最近さぼっていた無伴奏チェロ組曲を忘れてはいけないので昨日は弾いてましたが、しばらく遠ざかっているのもいいもんだと気が付きました。
その曲を練習しているときは必死になっていて、曲想も何も考えずにガシガシ弾いていたのがよくわかります。
しばらく離れて久しぶりに弾いてみると、その曲が新鮮で曲想がしっかり感じられて演奏も丁寧になります。
弱いところ・強いところ・優しいところ・激しいところ、音ごとに・小節ごとに・フレーズごとに曲想を感じ表現しようと気持ちが入っていくのがわかります。
いったん覚えた曲から遠ざかるのもいいですね・・・
その間に音楽が熟成するのかもしれない。