いわき鹿島の極楽蜻蛉庵

いわき市鹿島町の歴史と情報。
それに周辺の話題。
時折、プライベートも少々。

屋根瓦の被害目立つ鹿島

2011-03-22 08:16:49 | Weblog
     地震・津波・原発                            分類・外

  本日  3月22日(火)    一白 先勝   旧暦2/18
              
                   《ブルーシートで覆われている屋根が多い》

 今回(3/11 東北地方太平洋沖地震 ※東北関東大地震)は、浜通り沿岸部を総なめにして甚大な被害を受けましたが幸いにも鹿島町地区に於いては、津波の影響や地震による家屋の損壊などは最小限に食い止めることができました。

 しかし、屋根瓦の損傷は至る所で見受けられ主に、寄棟(よせむね)や入母屋(いりもや)造りの棟瓦と巴瓦を損壊した家屋が多いです。
 補修工事も儘ならず、応急的にブルーシートで覆ってありましたが21日(昨日)から降り始めた雨は非情にも今朝も止むことはありません。(=写真)
 このような状態のままで、いつまでいられるのか家主さんには悩みの種です。


●風評(うわさ・デマ)ほど無責任で怖いことはありません。
 福島第一原発の事故の影響で、一部の地域で牛乳やホウレンソウから放射性物質が見つかったというだけで「福島県全体の農産物は駄目だ」という風評被害を受ける農家が典型的な例です。
 国や県が20日、ヨウ素に汚染された牛乳の数値を測定した結果、福島県の牛乳を約1リットル飲むと人体に受ける影響は、約33マイクロシーベルトという値になりこれは胃のX線集団検診を1回受けた時に受ける放射線量の約20分の1と発表しています。

 それでは、18日に隣県の茨城県(北茨城市)で採取したホウレンソウはどうであったかというと、食品衛生上の暫定規制値の約12倍に相当する放射性ヨウ素を検出しています。
 風向き、降雨、温度などによって、あるいは太平洋海岸に沿って放射性物質は千葉・東京・神奈川などの近県にも漂着しています。

 どこのモノ(農産物)が良い、悪いということを否定するものではありませんが、このような事態の中で余りにも神経過敏になり過ぎて推測や、また聞きによって結果的に風評を流すような言動は慎むべきだと思います。
 
   【いわき市内の地震・津波による死亡者】 〈敬称略〉
       3月20日  ※警察などの発表
 いわき市明治団地山本由美(58歳)  いわき市平豊間鈴木キヨ子(76歳)  
 
●いわき市は震災により、ごみ収集を停止していましたが「燃やすごみ」に限り、週1回の収集を行うようになりました。
 今週については 火曜日・金曜日地区は→ 3月22日(火)に朝8:30まで集積所へ出すこと。
     〃     月曜日・木曜日地区は→ 3月24日(木)に     〃
 尚、来週(27日)以降分については未定です。


    ◇行事・暦注◇  放送記念日  国連水の日  不成就日

     
コメント
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