先週から収録順にきいている、リサ・ベズノシウクによるフルート・ソナタ(2000年/2001年録音)。今日きくのは、ホ長調のフルートと通奏低音のためのソナタです。このBWV1035は、同じ通奏低音とのソナタであるBWV1034もそうでしたが、いわゆる教会ソナタの4楽章構成。フリードリヒ大王の侍従である、ミヒャエル・ガブリエル・フレーデルスドルフのために作曲されたらしく、「バッハがポツダム/ベルリンに旅行した1741年か、1747年の成立とみるのが妥当」(『バッハ事典』)とのことです。通奏低音はリチャード・タニクリフ(チェロ)とエリザベス・ケニー(アーチリュート)です。
CD : CDA67264/5(Hyperion)