イギリスのフルート奏者、リサ・ベズノシウクによるフルート・ソナタの録音、これから楽しむのは、ト短調のソナタです(チェンバロはポール・ニコルソン)。このBWV1020は、ヴァイオリン・ソナタとして伝承されていますが、ヴァイオリンの重音奏法が使用されていないことなどから、この録音のように「フルート・ソナタとして演奏されることも少なくない」(『バッハ事典』)とのこと。なお、作品はバッハの手になるものではなく、次男エマーヌエルの作曲と考えられています。
CD : CDA67264/5(Hyperion)