毎日バッハをきいていこう!

一日一バッハ




先週は、ヴァレッティとフリシュによるオブリガート・チェンバロとヴァイオリンのためのソナタを楽しみましたが、今週は同じAlphaから発売された、バンジャマン・アラールによるトリオ・ソナタをきくことにします。オルガンのためのトリオ・ソナタは、このブログではすでに5度目。何度もきいている理由は、オルガンのほかにも編曲による演奏がいろいろあること、そして、くつろいだ気分できけるということ。とにかく、何度きいても楽しめます。

アラールは1985年生まれという、きわめて若いチェンバロとオルガンの奏者。演奏している楽器は、パリのサン・ルイ・アン・リル教会のオルガン(ベルナール・オーベルタンの製作)で、これが製作された2005年から同教会のオルガン奏者に就任しています。2007年には、フライベルクで開催されたゴットフリート・ジルバーマン国際オルガンコンンクールで優勝しています(2005年にはブルージュ国際古楽コンクールでもチェンバロで優勝)。

CD : Alpha 152(Alpha)

Alpha 152

[訂正]ゴットフリート・ジルバーマン国際オルガンコンンクールの開催地を「フライブルク」と表記していましたが、正しくは「フライベルク」でした(上記の記事では修正済)。コメントにCurraghさんから質問いただいた時点で、表記のまちがいに気づくべきでしたが、回答でも重ねて「フライブルク」と表記してしまい、ご迷惑をおかけしました。



コメント ( 3 )



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コメント
 
 
 
若い奏者ですね! (Curragh)
2010-09-26 20:48:06
バンジャマン・アラール、1985年生まれですか! 当時高校生の自分は、NHKの教育TVでジャン・ギユーのNHKホールでのリサイタルを見てました…ご紹介してくださったディスクはとても興味あります! 「6つのトリオ・ソナタ」は好きで、ヴァルヒャ以外ではコープマンとプレストン盤をもってます。

ところで…ゴットフリート・ジルバーマン国際オルガンコンクールの開催地ですが、旧西独のフライブルク、ということでしょうか? 
 
 
 
Curraghさん、こんばんは (aeternitas)
2010-09-27 01:03:22
アラールの演奏は、非教会オルガン奏者の代表格、コープマンのそれ(3種いずれも)とずいぶん対照的で、おもしろくきけます。それから、お尋ねのコンクールの開催地ですが、ドイツのフライブルクです。コンクールは2年ごとで、
http://www.silbermann.org/
に説明があります(独・英・仏語)。2007年のファイナリストには竹口苗里の名前もありますね。
 
 
 
Curraghさん、訂正とお詫びです (aeternitas)
2010-10-07 02:03:46
本文でも、訂正させていただきましたが、「フライベルク」と表記するところを、うっかり「フライブルク」としていたことに今日気づきました。「旧西独の……」と質問されたときに、すぐに気づくべきでしたが、重ねて「フライブルク」と表記してしまいました。たぶん、誤記にはお気づきだったと思いますが、ご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
 
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