今夜は皆既月食ということで、部分食のはじめから食の最大あたりまで、ぼんやりと眺めていました。その後は所用でみられませんでしたが、観察しやすい方角だったので、じゅうぶん堪能できました。月食をみているときは、音楽のことなどなにも思わなかったのですが、さきほどみた満月に触発され、これからしばし夜にちなんだ音楽でも楽しもうと思います。きくのは、いつものバッハとは気分をかえて、ちょっとベタですがショパンの夜想曲(ノクターン)。ダン・タイ・ソンが1849年製のエラール・ピアノを弾いた、「Chopin Nokturny Dan Thai Son」(Narodowy Instytut Fryderyka Chopina NIFCCD 020)から、何曲かを気のむくままにきいていくことにします。録音は2009年です。