OLD WAVE

サイケおやじの生活と音楽

沢知美の一番好きな歌

2017-05-21 19:42:14 | 歌謡曲
■私はかもめ / 沢知美 (日本コロムビア)

ご無沙汰しております。

先日の叔父の急逝~葬儀から間髪を入れず、仕事の緊急要件でゴッサムシティに赴き、そのまんまグッと南国を経由して昨夜戻って来た次第ではありますが、やはり各方面へ不義理を重ねてしまった事は心苦しく、本日はあちらこちらに御礼挨拶回り、そして今、こうしてようやく拙文を綴れる境遇には、素直に感謝する他はありません。

また、ここ数カ月、皆様からのコメントにお返事出来なかった、その心の余裕の無さも反省するばかりで、もちろん御厚情には常に勇気づけられ、安らぎを覚えておりましたので、あらためて御礼申し上げます。

そして、それにしても痛感したというか、苦しい時に慰めになるのは趣味の世界のありがたさであり、例えば好きな歌を聴くという行為はシンプルではあっても、その時の気分次第で繋がりが深くなる心地良さは、かけがえのないもの!?

本日掲載のシングル盤A面曲、サイケおやじが大好きな沢知美が歌う「私はかもめ」も、全くそんな中の珠玉であり、作詞:水野礼子&作曲:中村泰士、そして?曲:馬飼野俊一が企図したのは、発売された昭和45(1970)年晩秋の流行最前線のひとつであった歌謡フォークと正統派歌謡ポップスの素晴らしい融合♪♪~♪

例えて言わせていただければ、いしだあゆみ、ちあきなおみ、日吉ミミあたりの路線とでも申しましょうか、港町の女心のせつなさにジャストミートのミディアムテンポのメロディは、哀愁が滲みまくりの相乗効果が大満点!

ですから沢知美の歌いっぷりも、絶妙のコブシ回しと洋楽グルーヴの折衷が最高の表現に結実し、これまた例えれば、平山三紀とは似て非なる魅力が感じられますが、実はこれこそが唯一無二の彼女の個性であり、実力の一端かと思いますねぇ~~♪

特にサビの展開においては、そのメロディラインやリズム&ビートの素晴らしさを完全に活かしきっていて、まさに名曲&名唱と断じてしまいますっ!

極限すれば、ジャケ写の雰囲気どおりの歌と演奏が堪能出来るんですよっ!

ということで、思わず熱くなってしまいましたが、本当に沢知美が歌ってくれる「私はかもめ」は素晴しいです♪♪~♪

こ~ゆ~歌が聴ける幸せは現在、きっちりCD復刻されている彼女の音源集共々、ぜひとも皆様にもお楽しみいただきとうございます。

しかしながら、隣国のバカ大将がまたまたの大暴挙!

それでも暗くて不安な世情にこそ、趣味を大切にする、豊かな心を忘れてはならないと痛切に思っております。

これからも、よろしくお願い致します。
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