■素敵なサマーボーイ / CHIKA (東芝)
既に皆様ご推察のとおり、本日掲載のシングル盤にして所謂「ジャケ買い」してしまった１枚に他なりません (^^♪
だってジャケ写に登場している CHIKA（チカ）と名乗る女の子の何とも罪の無さそうな愛くるしは、サイケおやじの好みにジャストミートなんですよ (^^♪
しかし、彼女については全く知るところが無くて、発売されたのが昭和62(1987)年７月とされていますから、例によってサイケおやじが異郷の地へ島流しにされていた頃のブツとあっては……。
ですから、ジャケットスリーブに写っている某玩具メーカーのメカ戦士みたいなアイテムにも、全く馴染みが無くて、しかし収録Ａ面の曲タイトルが「素敵なサマーボーイ」ですから、これは絶対にイカシた夏歌アイドルソングに違いないと思い込んだ勢いで針を落としてみれば、これがなんとも、せわしないハードロック仕様のイケイケ歌謡ポップスだったんですねぇ～～！？
そして、ここで驚かされたのが、もしかしたら、この「素敵なサマーボーイ」って、早川めぐみのアルバムに入っていた同名曲のカバーじゃ～ないのかっ！？
という閃きから制作クレジットを確認してみたら、作詞：過激求＆作編曲：中島正雄となっていましたから、やっぱり早川めぐみが昭和60(1985)年に出したＬＰ「CINDERELLA SYNDROME」に収録されていた同曲のカバーだったんですねぇ～～～♪
まあ、正直……、早川めぐみに比べれば、歌は決して上手くありませんが、不思議な魅力を発散させているあたりは、やはりルックスがイケてるからでしょうか (^^♪
ただし、既に述べたとおり、如何にも演奏が浮足立っている感じもあり、それゆえに CHIKA（チカ）のボーカルや節回しに余裕が無くなっているのかもしれません。ロックというよりも、アイドル歌謡の趣が強いのは、その所為なんでしょうか……？
ということで、ちょっぴり残念賞的なところではありますが、確かに CHIKA（チカ）はサイケおやじにとって、なかなかに気になるアイドルシンガーです。
もちろん、他の音源を探索する決意は固まっているのでした。
