松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

西目にある、倉田窯のハス。

2015-08-17 16:26:16 | 日記・エッセイ・コラム

 しばらくぶりに、盆休み頂きました。象潟へ行っていました。

 その帰り、西目高校前の信号が赤になり、止まると出し抜けにハスのことを思い出しました。西目コロニーへ向かうと、案内がある、と聞いていたので西目小学校前を通り、山に向かいました。独身時代、良く通ったコロニーだから、迷うことなく目的地に着きました。コロニーの人たちは、私と同じ仲間だと、いう気持ちがあります。とても人なつっこくて、知らない私にも気軽に声を掛けてくれます。あの裏表のない人間の集まりの中にいると、帰ってきた、という実感が湧きます。

 で、敷地にお邪魔するなり、箱があり、維持費にご協力お願いします、という内容の紙が貼ってあります。まず、小銭入れをガラガラとひっくり返し、入れました。倉田鉄也氏はどこからともなく現れ、見どころを案内してくれます。多少くたびれた、人のいいおじさん、といったところです。というのは、今草刈りの最中で、やってもやっても、きりがない状態のようです。だって広すぎるんだもん。しきりに長くつに履き替えることを薦めるので、そうしました。おかげで助かりました。今度からはマイ長靴持参で行こうと思います。

 1週間ほど、盛りを過ぎたそうですが、それでも目の前で蓮の花を眺めると、大きくて見応え充分です。

 

 白とピンクのほかに、微妙に色の混じった花があり、聞いてみると、交配して楽しんでいるそうです。

 本業の陶芸のことは、分からないながらも、いい土が出るのか伺うと、県内のあちこちから持ってくるみたいです。作業場をのぞいてみました。

 こっちならいいよ、という場所はギャラリーになっていました。ハスに囲まれたギャラリーなんて、なかなかオツです。

 子猫が1匹いて、可哀想なくらい痩せていました。おじさんもくたびれているし、一人暮らしの大変さが、分かったような気がしました。でもオレの歳を聞いて、まだまだひよっこだな、と空元気を出したようです。何もかも悟ったような、仙人のような人でした。

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