3月4日から男鹿線に新型電車が1本走るそうだ。今までは電車とは呼べなかった。なぜならディーゼルカーだから。軽油を燃料にしたエンジンで動かす、重たい車両だった。
この間からその赤と青の車両が行ったり来たりしている。毎日、試運転しているようだ。10時頃、秋田方面から来て、12時頃、戻って行く。ウーンと唸るエンジン音もしないし、ディーゼルカーに比べ軽そうだ。ポイントやレールの継ぎ目を踏む音が軽やかだ。
これが秋田から追分までパンタグラフを伸ばして架線から電気をもらい、ここで折り畳んで蓄電池で走る。その切り替えが見られるのかも知れない。
SLが消える時、その雄姿を惜しむ人は、居たのだろうか。皆、快適になると喜んだのではなかったか。骨董的価値の分かる人だけが、古い物を大事にし、集める。
先を読めない人間には、なりたくないな。
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