松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

安倍首相よ、日本人の価値観をアメリカに諭してくれ。

2013-12-28 07:15:45 | 国際・政治

靖国参拝でアメリカがかってに失望したそうだ。

安倍さんよ、アメリカという国に、日本の価値観を小学生に教えるように

丁寧に説明してくれ。キミらの国とは善悪の判断が違う。キミらは一神教の

国だ。キミらには白か黒かしかない。善は栄え、悪は滅びる。

そんな単純な図式で、歴史は動くのではない。

かつてアメリカは敵だった。かつての敵も今は友。原爆投下も責めてないだろう。

人口密集地への無差別爆撃も責めてないだろう。それが日本人のあり方なのだ。

日本人にとって、A級もB級も区別はない。等しく日本のために戦った

「殉難死者」と思っている。昭和27年、サンフランシスコ講和条約が発効して

すぐに国会は彼らの名誉回復に取り組んだ。まだ1860人の「戦犯」が服役して

いた。彼らを釈放せよと、4000万人の署名が集まった。

そういった国民の総意を受けて、国が「戦犯」を含む戦死者名簿を靖国に届け

靖国神社は、ご祭神として祀ったのだ。

スープの中に溶け込んだ「ルー」と「水」と「具材」は、別々に取り出すことは

できません。日本人のたましいのふるさとは、伊勢神宮にあるかも知れないが

本質は自分の心の中にあることを知っている。だからエルサレムのような

悲劇は日本では起こらない。それが日本人なのだ。

靖国に行かなくても、どこにいても今の日本の礎となった英霊に祈る

ことはできる。一国の首相が靖国参拝することは、その心のありようを

国民を代表して内外に示すことの意味が大きい。

それをやってのけた安倍さんはエラい。

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