よく今頃になると、こういう人がいます。「1年が、あっと言う間だったな」「年々歳取ると早ぐなっていぐな」「んだな」
物理学を習った人なら、こう反論するかも知れません。誰にも平等に時間は過ぎていく。早く感じるのは、その人が何にも考えないで過ごして来たからだ。
また内なる時間を大切にする人は、こう言うかも知れません。時計がどうだろうと関係ない。いかに沈思黙考してきたかによって、時間は充実したものになる。
時間とはなんだろう。ある人が言いました。さよう、時間とは物事が一時に起きるのを防ぐものだ。
今月号のムーに、時間旅行者ジョン・タイターが帰って来た、という文章が載っています。ブラックホールだかホワイトホールを使えば簡単に行き来できるそうです。しかし元居た世界に帰るのは結構難しいそうです。世界線が変わってしまうからです。
あなたは人生において重要な決断をします。すると、そうでない未来と二つの未来が発生します。そうやって無数の宇宙が共存します。
ジョン・タイターⅡは、そうやってジョン・タイターⅠの世界に来ました。二人は地球の破滅を防ぐために、直に会って話もしたそうです。
もし自分が、今の妻と結婚しなかったら。別の彼女と一緒になっていたら。そう思うことはあります。時間旅行が出来たら、そういう世界を覗いてみたい気もします。
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