鶴瓶の家族に乾杯が、花火の町、大曲にやってきて、
滝川クリステルだったので、まじめに最後まで見た。
あれを最後まで見た人は少ないはず。
だって、面白くなかったもん。ただ一つ、収穫は伊藤秀志だった。
聞けないので、「大きな古時計」ズーズーバージョンを
スタジオで聴く。滝クリ、納得。想像以上の出来だったようだ。
しかし一番フランス語なのは、間奏の部分の語りなのだ。
フランス語と言えば、CMでラリアートを食らう桑田佳祐が
歌っているのが、非常にフランス語だ。これも素晴らしい
出来だ。しかし似ている。「ブロークン・ハート」に。
いうべきか。そして、イントロが、いやらしいくらい原曲に忠実で、
「夢の中へ」の始めから、井上陽水が飛び出してきそうに感じる。
見た目以上に、いちいち訛っている。あ、そうそう
アルバムタイトル「御訛り」は言うまでもなく
美川憲一の「お黙り!」のパロディだ。
東京という言葉だけは、標準語発音でわざわざ
残している。対比したかったのだろう。一部「日本の首都」
と言い換えているから。
お勧めは、アルファベット表記の
知れない。この気持ち、若い頃の、身体がうずいて、
しょうがない時の衝動に、戻ることができるだろう。
このアルバムは、日本人必読の書でもあります。
特に、秋田人、由利本荘の人は、今からでも家庭に一冊
そろえるべし。
こういう人間は、各県に一人、現れるべきです。
どこの心療内科の治療より、効くと思います。
さしあたり、伊藤秀志、聴いでけろ。
次週、大曲後編は、前編より楽しめそう
だから見るべし。
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