先日、生まれて初めて、スーパーでペルー産みかんを発見した。
ビタミンCを摂りたいなと思っていたので、手を伸ばしたが、あいにくトマトの美味そうなヤツをかごに入れた後だったので、あきらめた。
ビタミンCを摂りたいなと思っていたので、手を伸ばしたが、あいにくトマトの美味そうなヤツをかごに入れた後だったので、あきらめた。
知らなかったが、数年前から解禁になって、出回っているらしい。次に地元スーパーのナイスに行ったら、あった。これは買えということだな。
持った感じ、カチッとしていて固い。それで一日置いてみた。結果、変わらなかった。あっちのは、そういうものなんだ。固いけど、皮はむける。中身はみかんだ。皮も実も、カチッとしているが、味は本物だ。酸っぱくて甘い。酸っぱくなくて甘いという記事を見たが、どうせビタミンCを摂るんだから、酸っぱい方がいい。
それで思った。ペルーの気候が違うんだ。冬は冬だけど、きっと乾燥している。雨季と乾季で言ったら、乾季だろう。
そもそもミカンの木を持ち込んだのは、80年以上前の日本人の移住者だ。船便だから苗木に水を切らさないように気を使って上陸したはいいが、検疫で没収されたとか。苦労して植え付けたが、珍しいミカンを見て現地の人が枝を折って持って行ったりして広がった。という文章を読んだ。因みにこの方は福田美代子さんという。
その後も、大農場に成長したかと思えば、政権転覆で農地を没収されたり。テレビに出て来るような波乱万丈の人生だったようだ。「南米に夢を求めた日本人(2)ペルーの荒地に実ったみかん」から引用しています。
つまりなにが言いたいかというと。やっぱり慣れて扱いやすい、実と皮の間に空間があって、皮がスルっとむけるミカンを作るには、日本のような、水に恵まれた湿潤な気候が必要なんだ。
ペルーのみかんを食べたら、日本が懐かしくなった。
日本って。住みやすい国なんだな。海外に出なくても良く分かった。
ぜひ皆さんも、ペルー産のみかんで、自分の国を振り返って欲しい。決してまずいわけではないので・・。それに安いし。
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