小学校の時、裏山にアケビが生っていた。昭和30年代だから、おやつに恵まれていたわけではない。縄文人と同じ、野山で採取できる食べ物は貴重品だった。クラスの誰か、そういうのに詳しいのがいて、羨ましい思いをしたのを覚えている。
こういうのを自宅の庭で栽培している方は、たいがいそんな想い出を持っているのだろう。今食べて、さほど美味しいものではないし、タネが邪魔になるが、当時はかなりおいしい部類に入った。
それで思い出した。この頃の果物は、甘すぎませんか。どうしてそんなに糖度にこだわるのでしょう。だってダイエットが主流の時代に、どんどん甘くしていって、病人を増やそうとでもいうのでしょうか。この件はこれでおしまい。
近所のKさん宅に、用事があって行きました。玄関より近い所に、これが鈴なりです。春にお邪魔した時、花が咲いていて、自慢のアケビ棚のご説明をして頂きました。私には2種類しか見分けが付きませんが、5~6種類確か育てていると聞きました。
畑に出掛けたようで不在だったので、ポストに手紙を入れ、ストロボバシャバシャ焚いて撮影していました。そこへ運悪く駐在さんが自転車で入って来ました。町内巡回中だったのです。幸い私の顔を覚えていて、不審者扱いは免れましたが、なにせ敷地内に無断で侵入していることに、変わりありません。
なんか言い訳がましくて、自分でも嫌だったのですが、班長さんに届け物があってついでに鑑賞していた風な説明をしている自分を発見しました。一応事後承諾ではありますが、いいよ、いいよ、と快諾してもらいましたので、載せています。しかしまだ、ご相伴(しょうばん)にあずかっては、いません。
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