松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

池田修三という版画家 その2

2014-04-30 04:53:50 | 日記・エッセイ・コラム

池田修三という人は、作品を「うつろいゆくもの」と

考えていたらしい。

P4290373


だから自分の作品は値段を上げさせなかったという。

小品が7千円台で販売されていた。

気軽に手に取って楽しんで欲しかったのだろう。

普通はこの手の展示会は撮影禁止だ。

P4290380


象潟の人々は、当たり前のように、彼の絵を送ったり

送られたり、している。これ、「のんびり」から拝借しました。

藤本智士さんが張本人だ。私も彼の取材からショックを

受けた。「池田修三 生家」で検索したら一発で

当たった。しかし嫁の実家には現物は一枚もない。

オレも象潟にいた10年間は、版画というものにさほど

興味はなかった。

普通に存在すること。当たり前の怖さを知る。

浮世絵を経て、初めて池田修三に

出会った。

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