いい子、紹介しますよ、お兄さん。ゆうべが第二話だった「青い鳥」豊川悦司と夏川結衣。1997年のTBS金曜ドラマです。
秋田は系列外だけど、放送されたそうです。でも、見た記憶はない。長野の小さな駅・清澄。柴田理森(よしもり)が駅員をしている清澄に、地元代議士の息子と共にやって来たのが子持ちの町村かおり。
古典的な物語だと思います。その安心感があります。割とゆっくり時間が流れます。田舎ですから。1話では、初めて雨の中、通学の娘を赤いスポーツカーで迎えに来たかおりと出会います。その顔は雨でなく、涙で濡れ、自暴自棄な雰囲気が出ています。
2話の最後のセリフが、あ~サイコーですな。「ねえ、駅長さん。この町から 私を 連れ出して」
ど、どうするね。こう言われたら。相手は絶世の女ですよ、あーた。
完~全に、理森になって、その言葉を聞いています。
これを初回、妻と同時に録画しました。妻は「韓ドラじゃ、なかったの」と言って消したみたいです。
この展開。言ってみれば「水戸黄門」と同じ。期待どおりの筋書きが来る。そこが、分かっているから、面白いのだと思います。
この頃の日本は、まだ勢いがありました。私も赤いマツダ・ファミリアからホンダ・オデッセイに乗り換えた頃です。
今思えば、人生で一番いい時期だったんでしょうね。あえて、テレビドラマなんかに夢中にならないで良かったワ。その必要も、無かったんだろうね。それか、金曜の夜は、家に居なかったか。
あとね。「101回目のプロポーズ」も2話まで行ったのよ。これも見ていなかった。だからあの有名なセリフも、「ふ~ん」って聞いていた。得、してるワ~。
それと、ラストシーンのナットを指輪代わりにするところ、(ふっ)って笑った。同じ趣向のが最近あったから。アニメSPY×FAMILY。敵の銃弾が雨あられと注ぐ中、かいくぐって走りながら結婚の約束をした二人、物陰に身を寄せ、男はピンを抜いて手榴弾を敵の中に投げ(BOOM!)、そのピンを彼女の指に嵌めるのでした。
(応用範囲広いね、何でもいいんだ、たまたまそこら辺にあった物で彼女の指に入る物なら。。やってみたかったな、惜しいことをしました。)
この習慣って、アメリカ様からご教授頂いたものだろうね。江戸時代までは、存在しなかった。
ってゆうか。どこまでドラマの先読んでるのよ。オラまだ、そこまで行ってない。これから楽しむ。