松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

大正13年の長者番付

2017-09-05 16:27:28 | 日記・エッセイ・コラム

 先日のフルタチさんで、最初に出て来たのが大仙市の池田家でした。酒田の本間家、宮城の斎藤家と並んで、東北3大地主と言われているそうで、本間様には申し訳ないス。

 あの4mの石灯籠が時価2億5千万。洋館が10億。洋館は図書館として地元の学校に開放していました。

 明治40年から全校数百人分の学校給食を提供していたそうです。名家は財を地元に還元していたから、顕彰碑や銅像が建てられたりするんですね。

 いくら稼いでいたかと言うと、大正13年の秋田県長者番付によると、納めた税金が5万円。今で言うと3億円。だから年間所得は10億円以上あったらしいス。

 私は見逃しませんでしたよ。西のトップが金足村の奈良磐松氏。池田家の半分以下ですが、2万3千9百円と読めます。ほかに辻兵吉さん、平野政吉氏が名を連ねていましたね。

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