スウェーデンの、集団免疫挑戦結果。

　幻冬舎ｐｌｕｓの記事から引用する。　幻冬舎と言えば小林よしのりの戦争論シリーズがあるが、それはまあいいか。
　従来言われていたのが、集団免疫の獲得には人口の６０～７０％の感染が必要とされていたが、ストックホルム大学では４０～４５％で十分ではないか、という予測が出されていた。それは過去に従来の風邪を引き起こすコロナウイルスに感染して、その情報を記憶したＴ細胞が、今回の新型コロナウイルスに対しても有効に働いているケースがあると分かってきたからだ。これを「交差免疫」という。

　実際にスウェーデンの２月初めから７月末までの数字をグラフ化してみると、一目瞭然で終息していることが分かる。

　なんて国なんでしょう。地球上で国まるごと、集団免疫獲得を目指すなんて、正気の沙汰ではありません。これが日本だったら、もし安倍さんがそうしましょうって言って、誰がついて行きますか。犬・猫一匹、賛同しないでしょう。あの国民は一体どうなっているんだろう。スウェーデンの医師は未来人か、ウンモ星から来たユミットじゃないのか。

　集団免疫獲得達成宣言の翌週、隣のノルウェーが国境を開放し、スウェーデンの街にノルウェー人がなだれ込んで買い物をし、国営居酒屋が大行列を作ったという。

　盛んに煽っている日本のメディアが、これを報じないのは、やっている事とつじつまが合わないからではないかと、この筆者は疑っている。

　あべさんが、ロンドンを向いて。　小池さんが、パリを向いて。

　放り出された庶民は、自分で決断を迫られる。

　スウェーデンが、うらやましい。