それが上小阿仁プロジェクト。
自然が相手だから、多少の雨風では動じない。
風雨の劣化も計算したようなところもある。
ただ生もの(草花)はさすがに枯れていた。
最初の展示が小屋の中で、暗いので手探り状態。
仕切りが斜めに切ってあって、三半規管が錯覚しバランスを失う。
そのあと顔が出て来てビックリする。
集落一つが展示物みたいな所があって、ただの小屋に疑心暗鬼になる。
これもひょっとして、作品か。
屋内の展示もある。皆川嘉左ヱ門氏の彫刻は見応え充分。
アスレチックのような、危なっかしいのがあって、
この細い材木で大丈夫かなと心配になる。
カップルの奥様、腰が引けていたが、結局登った。
のどが乾いたら、沢水飲み放題。
ただし結果は自己責任。
地元の人が普段使っているんだから、問題ない。
全国で秋田が過疎化の最先端。
その中で上小阿仁村は、ダントツ県内一番の過疎・高齢化村。
といふことは、地球の最先端を行っている?
そんな場所に、若い子たちが結集する。
この景色が一番の、見どころかも・・。
今回は、貯金箱に奮発して来た。ちょっと後悔したが、
盛大な「ありがとう」を背中に、こそばゆく去って行く。
帰りの山道は、充実感のため短く感じた。
また来年、彼女に会えるといいな。
ずいぶんいろんな人が参加してること。皆それぞれにユニークですごい!
これからも発展していけるといいね。
小さな字で秋田県芸術ナントカ事業って書いたロゴマークがページの隅っこに付いてるのが、一抹の不安。
野外に作品作るの、今時の流行りなのかな?
どっちにしても、アーティストたちが一時のイベントに駆り出されて利用されただけで終わったり、なんてことのないように祈るばかりです。