池田修三の版画を道の駅天王で、安く購入しました。ここには良く行きます。普通は風呂に入るために行きますが、私の目的は漬物です。ガッコですね。ここのは塩分が少なくて、大体どれも安心して食べられます。
するとロビーに所狭しと額縁が並んでいます。一目で池田修三と分かりました。しかも安い。小品の7,000円するやつが4,800円とあります。そしてその数、迷うほど。じっくり見て、最後に選んだのがコレ。
目に緑色が被せてあるところと、色使いの鮮やかなところが修三作品らしいです。目を皿にして眺めていると、主人がこれから更に値引きしますよ、と言う。えーっ、大歓迎だけど何で?
2割引きを更に引いて3,800円。これには何かからくりがありそう。印刷じゃないかと紙の状態と絵の具の乗り方を見るけど、素人には本物としか思えない。ただ、色あせた感じがないでもない。大きな「フローラ」も気のせいか暗く見える。
家に帰ってバラして見る。竹芳堂と印刷してあった。ハハア、池田氏本人が摺ったのと違うんかい。サインがないもんな。版木はオリジナルかも知れないが、摺った人は誰か分からない。本人かも知れないし、摺師かも知れない。まあ全体としては、池田修三作品と言える。よかろう、それで手を打った。
ps 他人が摺ったら、もっと値が上がる。自分で全工程をやるから、安くなる。どうなってんだ。主人(ギャラリー・A)が言うには、買い主が現れた時エンピツでサインする。池田氏の手元にあったものだろうか。
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