松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

産経ニュースは、見づらくて、イライラする。

2015-04-17 12:29:59 | 日記・エッセイ・コラム

 テレビはフジテレビ、ネットニュースは産経ニュースを多く見ている。一番無難だと思うからだ。しかし新しくなった産経ニュースは非常に見づらい。トップニュースが見ている間に、コロコロ、コロコロ順位が変わるもんだから、頭に来る。そして科学欄が無くなった。これが私には重要だ。ついにきょうは、トップの画面で、真っ白になり、他に移動できなくなった。今日限り、「お気に入り」から外す。それまでも読み込む速度が遅いなあとは思っていた。きょうから読売にする。なお、本当のお気に入りは、ライブドアで、これは文章を考える上で常に参考にしている。社説ではないが、いろんな意見が見られるBLOGOSが、興味深い考え方を提供してくれる。

 オリンピックのために極真会館が妥協した。フルコンタクトが信条なのに、寸止めでオリンピックに向かう選手を送るそうだ。そうまでして誰もが頂上と信じて疑わない「オリンピック」って、あこがれのまとで、いいのか。と私は疑う。金が絡んだり、政治が絡んだり、各競技の思惑が絡む、汚いオリンピックが、そんなにいいかあ。青少年の純粋な希望を、裏切ってないかあ。そして悲劇のヒーローみたいな真央ちゃんを作り上げる。日本人は名誉を第一に重んじる国民じゃなかったのかあ。

 田中泯、今一番話をしてみたい、聞いてみたいと、思わせる人間です。俳優と思っていました。しかし本業はダンサーだそうです。彼の言葉を借りると「場踊り」ということになります。インドネシアで自由に踊る姿を見ました。確かにダンスでも、舞踊でも、手踊りでもありません。心に生じた気分が、勝手に身体を動かしている。そういうアクションです。周りの自然が、人たちが、自分に及ぼした影響を、表現している。そういうリアクションとも受け取れます。言葉が不自由な時代の、人に伝える手段、そういうことです。田中泯は土方巽に強い影響を受けているらしいです。土方巽は秋田生まれです。急に親近感が生まれました。田中泯だけは、現場でメイク室に呼ばれないそうです。俳優としても、存在そのものが、既に出来上がっているし、ありのままの存在が重要ということなんでしょう。戦後70年と同じ70歳。とても素敵な年輪を重ねた70歳の面だと思います。その面(めん)から放たれる言葉がまた、人を惹きつける雰囲気と教養を持っています。ああいう70歳になりたいと、思います。

 写真は、0爺さんの庭。約90歳で、都会の息子に引き取られ、施設に入っているようです。消息すら分かりません。取り残された多くの鉢が、たまに降る雨でかろうじて生き残っています。地植えの「スグリ」に花が咲いていました。くれって言えば、くれたでしょうが、今更黙って持ち出すわけにもいかず、眺めています。

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