カンナちゃんに会いたくて、再び五城目浅見内方面に足が向きました。カンナの見頃は今頃なんですかね。盛りの夏場より元気です。相変わらずエッジの効いた花壇に整備されています。
しかしこっちは上空に大きな雲が掛かって、一向にどきません。かなりの間、お日様待ちをしていると、なにやらハーモニカの音色がして、誰かがこっちに向かって来ます。
昭和の懐かしい、哀愁を帯びた名曲のような気がします。カメラを構えても、そのまま進んで来ます。過去この花壇では二人に会いましたが、三人目のおじさんです。
話の内容からすると、この方この地区の有力な知識人かも知れません。あの森に古い神社があって、百万単位の維持費用が掛かるとか、そういう話を聞きました。是非行ってみなさいとおっしゃるので、行きました。
晴れてはいても、杉の森は暗く、まるでさびれてしまっています。石段が平らでなく、すり減って、しかも斜めに傾いたりしていて、こっちの平衡感覚も怪しくなります。
ハーモニカおじさんは散歩の途中で、神社詣でが終わった頃には、かなり奥の畑の前に立っていました。遠かったので、声を掛けずに来ましたが、しかし風流な方もいるもんです。
ハーモニカおじさんがいるなら、木枯し紋次郎が現れてもおかしくないな。そう思わせるロケーションの集落です。
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