松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

「カレーライス」に込められた、非日常。

2021-05-06 14:32:09 | 日記・エッセイ・コラム
 きょうとあすは「70年代フォークソング集」なので、90分テープにDJの語りごと往復録音する。だってラインナップ見たら、そうするしかない。イルカと神田川は目をつぶる。


 もっと音がいいと思っていたが雑だね、あの頃の作りは。 機械は今と変わらず質はいいはずだが、なにせ音楽表現として「聴かせる音づくり」になってない。メロディと個性で持たせているようなものだ。赤い鳥で、すでにそうだった。


 で、遠藤賢司だ。「カレーライス」を聴いて、2番の歌詞にビックリした。誰かが腹を切って、痛いだろうなあ。というのがあった。これは、あの事件しかない。時間の前後関係を確認した。やっぱり三島由紀夫だった。今、分かった。
 1番に彼女が指を切ったことが出てくる。伏線があったんだね。


 三島のバルコニーからの演説は、頭上のヘリコプターに消されて、良く聞き取れなかった。それでも自衛隊員からはヤジが飛んだ。ダメだよ。事前に、何らかの暗示を隊員にしておかないと。ただ、割腹自殺の衝撃だけは、著名人だけに相当なものがあった。
 フォークソングと三島由紀夫か。結びつかんなあ。


 今日の目玉は、あがた森魚の「赤色エレジー」と、もとまろ「サルビアの花」個人的に、あの頃の情緒が詰まっているから。

 気象条件がいいので、ノイズも少なく、申し分なく良い音が録れている。このアナログ感あふれる作業がたまらん。


 あしたの目玉は、マイペースの「東京」と、紙ふうせんの「冬が来る前に」

 秋田県出身がもう一人、因幡晃「わかって下さい」レコードもあるんだけどもね。
 偶然だが、マイペースのふるさと飯田川町の写真が3枚、入っている。
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