松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

10月8日の皆既月食は、見るべし。

2014-10-05 15:12:16 | 日記・エッセイ・コラム

                    前回の皆既月食で驚いたこと

 3年前、皆既月食を見た。その日は12月のとても澄んだ空だったので、最初から最後まで、心置きなく肉眼と双眼鏡で観察した。皆既月食のハイライトは、地球によって隠された「赤い月」だと言うが、それも確かに得難い真実だ。しかし私が感激したのは、それではなかった。私が「畏怖」の念を持って、ぞくぞくと総毛立つ思いで見たものは、地球の影だった。

 意味が分からないでしょう。地球と月は、大きさでいうと4倍ほど違います。ですから月を横切る地球の影は4倍あるわけで、月が隠れている時間も、日食に比べ相当長いのです。その間、色んな想像を膨らませました。特にびっくりしたのは、地球の影の大きさでした。月を横切る地球は、輪郭が、月の小さな円周とは違い、明らかにゆったりとした大きな円を描いていたのです。私には、はっきりとその円が全周にわたって見えました。ほんとは4分の1しか見えませんが、宇宙というスクリーンを背景に、地球全部の姿を想像することができました。これはショッキングな体験でした。それは月に比べ、地球の影があまりにも大きかったからです。このことを実感するために、ぜひ観察することをお勧めします。そして月は、NASAが発表している以上のものだということを考えて下さい。アポロの飛行士が絶対に口外できなかった事実があることを想像してみて下さい。きっと、ゾクッとするはずです。できれば双眼鏡かなんかで、大きな月を観察してみて下さい。決して目がつぶれる心配はございません。続編として、「それでも月には誰かがいる」を用意してございます。

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