松美の言絵(いえ)

私は誤解されるのが好きだ。言い訳する手間が省けるから。

さば缶の食べ頃

2017-04-07 15:09:48 | 日記・エッセイ・コラム

 ガッテンが評判落としてから、あまり見る気がしなくなりましたが、これは本当ですよ。缶詰は賞味期限のギリギリ3年経った頃が美味しい。

 例外はコーンの缶詰。これは新しい方がコーンのつぶつぶからエキスが溶けだしてないから食感も含めて良い。

 自分は水産高校に居たことがあるから良く聞いていた。さば缶は最低半年置いてから開ける。出来れば2~3年経過した方が味がいい。缶詰というのは密封してから高温で調理しているようなものなので、何年経っても菌が繁殖しないし、調理したては味が浸み込んでいない。だからイタリアでは缶に、8か月熟成されたものですと書いてあるらしい。

 番組では73年前に横須賀海軍軍需部に納めた赤飯の缶詰を開けていた。外見は変わってないし、検査の結果雑菌は検出されませんでした。

 缶詰は栄養も逃がさないです。同じサバを80分加熱して缶詰にしたものと、15分加熱してすぐ検査に持ち込んだものを比較してみた。缶詰の方がビタミンAは75%増し、Dは70%増し、DHAが20%、EPAが50%多いという結果が出た。その分だけ、空気に触れたサバは酸化してしまった、ということだ。

 缶詰を使った時短料理も紹介したが、これらは出汁を取る必要もない。これからはサバ缶を開けたら、おつゆを捨てないで何かに使いましょう。最低お湯で割って飲みましょうね。ナニ、ご飯に掛けている。正解です。

コメント
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