黒鉄重工

プラモ製作、旅行記執筆をやっています
同人誌通販始めましたhttps://603kurogane.booth.pm/

まさにポカーン・・・

2010-05-11 21:05:57 | 日常記
東北新幹線の新愛称が決定したようですよ

見た瞬間頭の上に「?」が浮かびました。
「さくら」にでも触発されたんでしょうか。予想の遥か斜め上を行きましたなwww
それと「はつね」はいまさら言ったところでだけど自重しろw



話変わって、先輩に連れられて学校の廃材置き場へ行ってきました。
そこに捨てられているPCの中から状態のいいものを見つけてサルベージするのだそうです。部室にあるPCもそうされたのだとか・・・。



私には猫に小判なので、パソコンでないガラクタ置き場で漁っていたら赤い工具箱を見つけました!結構いい品だぜよ。
油汚れが付いてますがまだまだ使えますのでそれを落としてリカバリしました^^
プラモの道具入れに使いたいと思います。塗膜がところどころ剥げてるんで気が向いたら塗装しなおすかも。

3/21~24 卒業旅行3日目 その16

2010-05-10 20:02:47 | 旅行・イベント記

おはようございます。ちゃんとした寝床があるとよく眠れますね。
この日の朝は近江町市場へ。日本三大市場のひとつで、この季節にはカニや甘エビなどがよく売られていました。
もともとこういう場所は好きな方で、太平洋側では見ない魚もたくさんあってとても面白いところでした。
ここで今までお世話になったじいちゃんばあちゃんにカニと甘エビを買って行きました。



さて、金沢駅から旅のスタートです。



第23走者:北陸本線・七尾線普通 415系800番台 金沢→津幡(直通)→七尾
今日は七尾線に乗って能登半島へ向かいます。そこ行って何するとかは特に決めてないですがw
乗車した電車は415系800番台。鹿児島本線やかつての常磐線などを走っているあの415系と同じ形式ではありますが、
681・683系の登場で北陸地方ではお役御免となった交直流電車485系を直流電車183系に改造して北近畿系統の特急に投入するに当たり、
余ってしまった交流用機器を113系に載せて交直流電車にしようという魔改造電車です。なので、本来の415系とは関係ないです。
内装も改造されていて、ボックスシートはなにやら上等なものに。ドア付近のロングシートも無いのでシートピッチも広いです。
塗装は裾がグレー、間に白のラインが入り上側は先頭車が青、中間車はピンクととても凝ったもの。ですが、例のロクレンジャー計画で真っ赤にしてしまうそうです。

昨日乗った413系や475系はオンボロとはいえ台車に空気バネを使っていたのに対しこちらはそれより古いコイルバネ。しかも七尾線の線路状態は北陸本線より一段落ちているようで、よく揺れます。
415系は能登半島へ向けて北へ進みます。



第24走者:七尾線普通 NT200形 七尾→和倉温泉
七尾線はまだ先がありますが、普通電車は七尾駅で終点。これより先はのと鉄道のNT200形に乗り換えます。



七尾駅からひとつ隣の七尾線の終点和倉温泉駅で下車します。
和倉温泉は全国有数の温泉地のひとつで、能登観光の玄関口。旅館はどこも高そうなところばかりで、貧乏学生が泊まれそうなところはなさそうです。
そんな和倉温泉に意気揚々と乗り込んだのですが・・・。



ここはどこだ!

タイムリミットは1時間なので、温泉街までタクシーの運ちゃんに乗せてってもらったまではよかったのだけど、一体なにするのよ・・・。
適当にふらついていたら↑の状態に。挙句の果てに完全に道を外れてしまい、このままだと列車に乗り遅れてしまうと走るハメに・・・。
自分の無計画さにも泣けてきましたが、1時間というのは長いようで意外に短い。駅舎でただ何もせずにボーットするのには長いけど、付近を散策するというには短い。
どうにか時間内に間に合いましたが、マジで何しにきたんだよ、タクシーで無駄金捨てただけじゃんという結果に。この辺りから輪行したいなと思い始めました。



続く



4/18 愛しの東急8500系撮影会 その3

2010-05-09 22:22:09 | 鉄道撮影記

つくし野駅で乗車し、宮崎台駅で下車。ここには東急関連の博物館があります。



玉川線という路面電車で活躍していたデハ200形。
航空機の技術を取り入れていて、モノコック構造による大幅な軽量化、戦闘機のような卵形の断面が特徴。
その特異な姿から乗客からは「ペコちゃん」「いもむし」と呼ばれていました。
玉川線時代を知らないんでよくわかんないっす。



電車のほかにもバスを展示してあります。
形式は忘れましたが、リベットハァハァ///



一通り見て回って再び電車に乗って二子玉川駅へ。



大井町線の8090系。
先ほど撮影した8500系の兄弟に当たる形式で、東横線の8000系からはじまった8000系シリーズの到達点です。とてもそうには見えませんが・・・。



大井町線用の電車、新6000系。
大井町線の急行専用電車で、5000系を参考に造られています。つまりはE231系の遠縁です。
通勤電車とは思えない前面で、東急の電車も切妻時代を抜けて新時代に入ったかなという感じがします。


これで自由が丘まで乗り、そこで東横線に乗り換えて代官山駅まで行きます。

続く。

3/21~24 卒業旅行 2日目 その15

2010-05-08 20:13:54 | 旅行・イベント記

前回の撮り鉄の続き。食パン電車から始まります。だんだん陽が傾いてきました。
クハ419連結の419系普通電車。




683系4000番台特急「サンダーバード」。
4000番台は去年登場した新番台。いままでは1編成が最長6両だったのを9両へ増加。また、炊飯ジャーといわれている非貫通車も無しです。大阪方の貫通扉が写真のように塞がっているのが見分けるポイント。



EF81牽引の貨物列車が通過。EF510の配備が進んでいる中でEF81が見れたのはラッキーでした。



683系8000番台特急「はくたか」。北越急行所有車はヘッドライトがHIDランプです。
681系よりも683系のほうが好きです。ライトケースがつながっているところがかっこいい。連結器がむき出しなのもいい。



そろそろ夕方ラッシュの時間。413系も1本増結の6両編成での登場です。



そして今日のメインディッシュ、モスグリーンの車体が特徴の寝台特急「トワイライトエクスプレス」(大阪~札幌)。
東の「北斗星」、「カシオペア」に対する西の豪華寝台列車です。ブルートレインではないようですw
普通、電車は移動手段なのですがこれはもう乗ること自体が目的。その名の通り、日本海の夕陽を見れるようなダイヤ設定がされています。



最後尾の部屋は取ろうとしても取れないプラチナチケットとして有名。
それでなくてもいいからいつか乗ってみたいですね~。



第22走者:北陸本線普通 413系 西高岡→金沢
無事標的を押さえることができ、辺りも薄暗くなってきたので真っ暗けになって遭難する前に駅へ帰還して電車に乗車。本日の宿泊地、金沢へ。
そういえば、413系は車内保温のためにドアが手動です。普通に手でガラっと開けるんです。こんなのがまだあるんですね。

でも、もっとカルチャーショックだったのが金沢駅。北陸一の巨大駅なのに自動改札がなくて、昔みたいな有人改札だということ。これにゃ結構驚いた。思わず「うそぉ~・・・(汗」とこぼしましたw

静岡市で育った人なら分かるかもですが、新幹線や東海道本線には普通に自動改札があって、小さな地方私鉄である静岡鉄道にも全駅自動改札を設置。
さらに私の場合、首都圏で生活していた時期もあったんで、日本の鉄道には全部の駅に自動改札があって当たり前なんだなと数年くらい前まで本気で思ってました。
実際のところは、地方私鉄が自動改札を入れていることの方が異常で、JRでもローカル線では自動改札なしの無人駅も多いです。

いやはや、ほんとびっくりしたよ^^;


切符を見せて駅の外へ。一旦ホテルへチェックインして100万石の街を散策。といっても、もう陽は落ちていたので観光はできませんでしたが・・・。
明日の朝行く近江町市場の下見をして、近くのラーメン屋の甘エビ入りラーメンを夕食とし、この日は早めに寝ました。
足にマメができ始めてきたのよね。明日に響かなきゃいいけど・・・。


次の日へ続く

4/18 愛しの8500系撮影会 その2

2010-05-07 21:18:19 | 鉄道撮影記
前回の続き。すずかけ台の隣、つくし野へ向かって歩いて行き、ポイントを見つけて待機。


8500系8614F「伊豆のなつ」号です!
元東横線電車の伊豆急行8000系の塗装パターンを模した編成で、以前は東横線の8000系で行われていましたが東横線から8000系が引退したため、
田園都市線の8500系がこれを引き継いだ形です。東武線にも顔を出すため、遭遇するのは難しいです。



こちらは普通の8500系。



5000系。



東京メトロ8000系。



東武50050系。
東武鉄道の最新系列で、鉄むすでもみなみの背景によく登場していますね!ネコ目が何だかいいw
それにしてもこんな電車が走ってるなんて、田園都市線も変わりましたねぇ・・・。



反対方向からくる電車は逆光なので流し撮りでも・・・でも全然成功しねぇ。



そんなことしてたらすれ違いに東武30000系が来たwww
あわてて急に構えたら流し撮りの設定のままで・・・・・・なんとか顔はぶれずに済んだけど^^;
この30000系、以前はよく東急に乗り入れていたんですが50050系に押されてすっかり目にすることは少なくなってしまいました。
なので、見かけたらラッキーというところでしょうか。



一定の戦果はあげられたので、引き揚げて次の場所へ向かいます。



続く。

3/21~24 卒業旅行2日目 その14

2010-05-06 20:44:12 | 旅行・イベント記
西高岡で下車したのは、撮り鉄するため。撮影ポイントがあるようなので行ってみました。
が、歩いて行くには遠い・・・。途中で疲れが見えてきたのと、同じ構図で撮影するのが嫌だったので、ポイントより手前のところでカメラを構えました(中二病だね!



まずは北陸特急の雄、683系特急「サンダーバード」(大阪~金沢・富山・和倉温泉)。
国鉄時代より走ってきた特急「雷鳥」を置き換えるために登場したJR世代の列車です。「サンダーバード」とはアメリカあたりの伝説の鳥が由来らしいです。
が、そんなのは後付けで本当は「雷鳥」の下手くそな英訳かダジャレかなんかだと自分は思っています。
てか、絶対そうだろ。どう繋げたらアメリカの鳥が出てくるんだw



続いて485系3000番台特急「北越」(金沢~新潟)。3区間に分かれている大阪~青森の日本海縦貫線特急の中間選手。大阪方は「サンダーバード」、青森方は「いなほ」です。
使用車両は国鉄型の485系。ですが、一部は写真のような大改装を受けてイケメン化。LED式のトレインマークを除けばいいデザインだと思います。
ちなみに2番目の目標であった国鉄顔の485系「北越」も通ったのですが、それは撃沈orz



475系デカ目の普通電車。



681系2000番台+681系0番台による特急「はくたか」(福井・金沢・和倉温泉~越後湯沢)。
日本の在来線の最高速度を出す列車で知られています。この列車はJR線だけでなく「北越急行」という私鉄も通りますが、ここの線路規格がとても良いため、160キロという猛スピードを出します。ちなみに、ふつうは130キロまでが上限。
北越急行所有の681・683系は赤く塗られているのが特徴。





ま た お ま え か
475系真っ青。
例え「あけぼの」に「日本海」が廃止されてもこいつがいる限り「ブルートレイン」は無くならないぜw


683系0番台+681系0番台特急「サンダーバード」。
先程のものと違ってこちらは貫通車。485系の遺伝子を感じるデザインです。
ちなみに681系と683系はだいたい同じ外観・性能で、非貫通車は顔が違うので見分けがつきますが、貫通車は違いがほぼないです。車体側面の車番ぐらいが頼りw



413系普通電車。
北陸地方ではまだこの「東海顔」が見れると思うとうらやましいです。



683系2000番台特急「しらさぎ」(名古屋~金沢・富山・和倉温泉)。
しらさぎ専用の2000番台。やはり違いらしい違いはないですが、JR東海の名古屋駅に乗り入れることから窓下に青ラインのほかにオレンジのラインが引かれているのが相違点。でも細すぎてこれじゃ見えないよね。
それにしてもすごい汚れている^^;

長くなったのでいったんここで切ります。続きは次回。


続く

最近レポばっかりなんで

2010-05-05 21:12:52 | 日常記
近況報告をば。

実家を離れて1ヶ月(今は帰っていますが)、一人暮らしにも慣れてきました。
向こうの水道水はまずいですね。ていうか静岡がうますぎるだけなんだろうけどw
それと、ごみの分別が大変。ていうか静岡がゆるすg(ry


先月の29日には家族と京都に旅行へ行ってきました。



行きは新幹線でしたが、親が車で来ていたので帰りはそれで帰りました。
なのでけっこう夜遅くまでいれて、お寺のライトアップを満喫できました。きれいですよ~。



今月の1日は部活の模型運転会でした。私もC11をはじめいろいろ持っていきました。
ただうちの鉄研はロコオタがほとんどいなくて・・・「これすずらん?」とか言ってました。ちがいますw



3日と4日は琥龍さんとTAMOさんと一緒に大井川鐵道へ行ってきました。
いま執筆中の卒業旅行レポが終わり次第こちらも書いていきます。時系列がごっちゃになるのが嫌なんで。


5日は高校の部活の同期の人たちと会ってきました。やっぱいいもんですね^^
その前に再び現れた1000系のリバイバル編成と競輪ラッピングを撮影してきました。


明日からまた学校です。では。

3/21~24 卒業旅行2日目 その13

2010-05-04 21:16:28 | 旅行・イベント記

第19走者:富山ライトレール TRL0600形 富山駅北→岩瀬浜 
富山駅からは「富山ライトレール」に乗車します。いわゆる路面電車です。
「富山ライトレール」は富山駅北~岩瀬浜を結ぶ鉄道で、廃線が予定されていたJR富山港線を路面電車化しています。
なので、鉄道専用の軌道「専用軌道」が半分以上を占めていますが、電車と車が並行して走る路面区間も新たに敷設されています。
路面電車復活の成功例として各地から注目を浴びていて、全国で路面電車復活の動きがあったりなかったり。



とりあえず終点の岩瀬浜まで乗車。ホームの隣にはバスが接続されていて、利便性はすごく高いんだそうです。
まあ、路面電車の在り方についての話はまた今度にして。



特に行く場所はないし、行く時間も実はあまりない。
線路沿いを歩いて良さ気な場所で先程乗ってきた電車の折り返しを撮影。
奥に見えるのは立山連峰ですかね?



第20走者:富山ライトレール 0600形 東岩瀬→富山駅北
そして、適当な駅から乗って富山駅へ戻ってしまいました。
今考えると、富山まで来ておいてこれはもったいない・・・。今度行く時はもっとゆっくりしていきたいですね。



第21走者:北陸本線普通 419系 富山→西高岡
先程見たクハ419連結の419系に乗って西高岡へ。



富山駅で買った今日の駅弁。「ぶりのすし」です。全国的に有名な駅弁、「ますのすし」と同じメーカーの駅弁です。
「ますのすし」はデパートなんかの駅弁大会で何回も食べたことがあるので、今回別のものをということでこれにしました。
ますだけのますのすしと違って、かぶら漬けが入っている分とてもあっさりとしていて食べやすい味。こっちのほうが好きですね。
それに419系だと元特急電車とあってテーブルが付いていて食べやすいw

お昼を終えしばらくすると目的地の西高岡へ到着・・・。



続く。

4/18 愛しの8500系撮影会 その1

2010-05-03 20:14:45 | 鉄道撮影記
半月ぶりの休日で羽伸ばし2日目。撮影会っていっても行ったの一人だけどねw


私の鉄道好きが再起動して2年くらい経って、真に愛してやまない車両はどれなのか大体決まってきました。
それは東急8500系。東急田園都市線開通時に投入されたステンレス電車で、東横線で運用されていた8000系のマイナーチェンジ車両です。
直通先の東京メトロ半蔵門線との乗り入れ協定の関係で10両編成のうちモーターを積んだ車が8両とMT比が高く、とにかくうるさくてうるさくてたまらないのが特徴。
地下区間ではトンネル内で反響共鳴して会話ができないです。車掌のアナウンスも聞こえません。だがそれがいい。
前面は8000系よりもやや高運転台で東急で初めて赤のラインを引いた電車です。

田園都市線は渋谷~中央林間を結ぶ路線で、沿線の宅地開発とともに開通した純粋なる通勤・通学路線。ラッシュの混雑が半端ないです。

かつて田園都市線の沿線に住んでいたことがあって、その時よく乗ったことがある電車でした。
あのときは半蔵門線が水天宮前までしかなくて、東武との直通なんてなかったですから。今は相当変わっているんでしょうね。

登場からすでに何十年も経って、新型の5000系も投入されて一部は廃車になったり譲渡されたりしてますが未だに田園都市線の主力。
それでも油断の出来ない状況には変わりないです。田園都市線は半蔵門線のほかにも東武伊勢崎線とも直通していて、その運用範囲はとても広いです。
なので、数が減ってから撮りに行こうにも果たして会えるかわからんのですねw




やってきました、すずかけ台です。今回はこの近辺で撮影します。



最初は南町田方面へ。東京メトロ08系が来ました。半蔵門線の延伸時に投入した車両です。



そして、メインターゲットの東急8500系。切妻の前面がいかにも東急らしいです。外から聞いてもそのうるささはよくわかりますw



田園都市線の新車、5000系。JR東日本のE231系と共通の部材を使っています。それでも走行機器はオリジナルで、まだ独自色は強いほう。
切妻型じゃないけどそれでもなんか東急らしさを感じる・・・。



もういっちょ8500系。やっぱいいわぁ・・・。



ひと段落したところで、今度は反対側のつくし野方面で撮影することに。
途中で駅に停まっている東京メトロ8000系、しかもトップナンバー編成に出くわしました。
これにもよく乗ってましたねぇ。懐かしい。


次回へ続く。









3/21~24 卒業旅行2日目 その12

2010-05-02 20:56:46 | 旅行・イベント記
筒石駅ホームから始まります。
暗いホームを照らす電車の正体は・・・。ややや、こ奴は!



第18走者:北陸本線普通 419系 筒石→富山
出ました!食パンです!

食パンとは何者なのか?それについてはこの動画がとても面白く解説してくれているんでどうぞ。


【国鉄の置き土産 食パン419系】

一応こちらの方でも解説しておくと、新幹線延伸によって余ってしまった寝台電車用の583系を普通電車に改造したという究極のリサイクル電車です。
工事費を徹底的に削減するために、一部先頭車については特急時代の顔をそのまま使い続け、中間車に運転台をつけたものに関しては取って付けたようなやっつけぶり。
その断面が食パンに似ていたことから、「食パン電車」というあだ名がついています。



内装もこのように、ほとんど手が加えられていない状態。寝台列車用に作られたので、天井が妙に高いです。昼間は特急にも使われていたんで座席もやけに広くて座り心地もいいw
こんな電車ですが、後継の新型車が入ってきて、2011年春には引退するのだとか。

さて、私の乗ったこの電車、乗った時はやけに人が多かったのですが、途中の糸魚川駅で大多数が下車。もしかしなくても、大糸線のキハ52がらみでしょう。
ガン無視する予定でしたが、ちょっと心が揺れたwでも事前調査何もなしなので、このまま富山まで向かいます。



富山駅に着いたらしばし撮影タイム。
これはJR西日本のローカル線向け気動車キハ120。JR西の非電化区間ではたいていこいつがいるようです。
馬力は強いそうですが、いかんせん顔が安っぽい・・・。



高山本線のキハ120は前と後ろで色が違います。同じ車両なんですよ?



続いて475系デカ目編成。やっぱデカ目はインパクト強いな~w
そんな事を思っていると、これの隣に電車が入線。そそくさと反対側に移動してみると・・・。




クハ419キタ────(゜∀゜)────!!
非食パン顔、583顔です!419系自体には会えたとしても、これに会えるかは不安だったのです。やべえ、ほんとまんまじゃねえかwww



ちなみに反対側は食パン。
583顔こと、クハ419は4両しか在籍しない希少種。ラッキーです。


だが、これだけでは終わらなかった。


駅を出ようか、と思って跨線橋を渡っていると、国鉄色の特急電車が滑りこんできました。
たとえ回送だとしても485系特急「雷鳥」がここまで来るわけないし、そうなると特急「北越」のリバイバル編成かな?いや、でも屋根のクーラーがキノコ・・・・・・ま さ か ! ! !




489系はくたか代走キタ──────(゜∀゜)──────!!!!
ぅえwwwwwwマジかよwwwwwwwwwwwwウソだろっ!ええええええええ!!!
そう、これこそニュースで話題となった急行「能登」で使われていたボンネット電車489系です!
489系は485系をベースに、信越本線の横川~軽井沢間の急勾配を上り下りする際に連結する電気機関車EF63との協調運転をするための装備を施した特急型電車。
上野~金沢を信越本線経由で結ぶ特急「白山」などで活躍していましたが、長野新幹線開業により信越本線は第3セクター鉄道「しなの鉄道」へ移管。さらに、横川~軽井沢は廃線になってしまいまい、本来の力を発揮することはなくなりました。
それでも、現在も団体・臨時列車などで活躍しているほか、今回のような特急の代走もしています。
特急「はくたか」は本来、特急「サンダーバード」、特急「しらさぎ」などにも使われている681系・683系で走りますが、たま~にその電車が故障を起こしたり雪で遅れたりすることがあります。
そのときに代走を務めることになるのがこの489系なのです。




ある意味、「能登」よりも貴重な「はくたか」のヘッドマーク。惜しむらくは顔が陰になってしまったことか・・・。でもやっぱボンネットかっけー!
さて、ファンにとってはアドレナリン全開の一大事なのですが、ホームにいるのはたった数人。なぜか?
それは、この代走は事前発表などが一切なく、突然急にいきなり前ぶれ無く運転されるものだから。つまり、出会えるか否かは完全に運任せ。ていうか、ふつうは会えない。会えないのが普通。これは異常事態。本来あってはならない。
なので、489系に出会えたというのは本当、奇跡に近い。キハ52に流されなくて良かったぁ~。昨日の強風はこの子に会うためだったのか!とか思いながらシャッター切ってました。



489系は終点金沢に向かって去って行きました・・・。
この489系との出会いが今回の旅行の絶頂。あとは落ちるのみですが(笑)、引き続きお楽しみくださいw


続く。