箱根登山鉄道大平台駅から箱根湯本駅に引き返して、臨時ホームに留置されているモハ2形110号を見に行きます。
乗るのは1000形。登場時の復刻塗装の編成でした。こんなのいたんだ、初めて見たわい。
さて電車に乗っている途中、出山信号場でスイッチバックする時に強羅行の電車とすれ違うんですが、その電車がこの後湯本で見に行くつもりの110号だったのです!お前、走るのかい!
なんと無情なすれ違い・・・、振り回されっぱなしだ。
出山信号場を出て次の塔ノ沢駅で電車を降りて反対側ホームへ。幸い強羅行きの電車がすぐ来たのでそれに飛び乗って110号を追いかけます。
ううむ、まあ1000形旧塗装の編成写真撮れたからいいにするか。
また大平台駅で撮るのも芸がないと思ったので、ひとつ先の宮ノ下駅周辺で撮ることにしました。ただし紅葉感は得られなかったですね・・・。
読み通り、110号の箱根湯本行きが来ました。塗装は登場時の旧塗装を復刻したものなんですが、今見ても派手だなと思います。
駅で強羅行きと列車交換するため少々停車。おかげでホーム上でも撮影できました。
振り回されましたが、走っているところを捉えられたので結果オーライです。許す。
強羅行きの電車は3000形でした。図らずも新旧の並びが見られました。
110号を見送ったら強羅へ向かいます。
強羅駅に着きました。
構内の側線にはモニ1形がいました。線路の保守工事をする時に使う電車ですね。分類的には電動貨車なんだそうな。
初めて見ましたけども、飾り気ゼロの車体に満載のクレーン(?)がいいですね。
鉄道撮影はこれにて終了で、ここからは箱根観光しながら御殿場に抜けようと洒落込んでいた・・・のですが、時刻は既に15時半。関所とか芦ノ湖とか大涌谷とか見て行きたかったのに、すっかり時間が推してしまったのであった。しかも冬季はどこも閉店時間が早いのです。
これってもう、御殿場まで移動するだけで終わってしまいそうな・・・。
今回はもう寄り道の場所を大涌谷だけに絞って、まずはとっとと箱根登山ケーブルカーに乗ってしまいましょう。
ケーブルカーの車両は伝統的にスイス製を使うんだそうな。ケ100形という型式名もちゃんとあります。
終点の早雲山駅から箱根ロープウェイに乗り換えます。
のんきに歩いていると、もうすぐ最終便が出るよとの係員の案内が。え、まだ16時だけどそんなに早くに閉めるの?
乗り遅れると色々面倒なんでとっととロープウェイに飛び乗ります。急にただの移動になってきた・・・。
大涌谷の上を渡ります。
昔に行ったことはありますが、ここ十年特に噴火後では初めてです。ロープウェイ越しからでも硫黄臭が分かります。
あちこちから煙が出ていてすごい光景だなと。生の気配がないのも不気味です。
大涌谷駅でロープウェイを乗り換えます。
ここでも終電の案内がされていたので、大涌谷を堪能する余裕はゼロでした。一瞬だけ外に出て遠くから見たけどな・・・。
ロープウェイの終点の桃源台駅に着きました。
最初は海賊船にでも乗ろうかなどと考えていましたが、すでに今日の運行は終わっていたので為す術なし。おとなしく御殿場に出ます。
時間になるまでバスでも見てますかね。箱根登山バスのふそうエアロスター新MP35。山道を走るので新型でもワンステップバスを選択しているのです。
ひとつ前のMP35。
乗るのはこれ。小田急箱根高速バスの新宿行き高速バスです。車両はふそうエアロエースです。
高速バスなので道中は快適。とはいえ寝たら新宿まで連れてかれるんか・・・。
御殿場駅に着きました。ホームに小田急60000形MSE特急「あさぎり」が停まっていたので撮影。
ところで「あさぎり」の名前もあっけなく消えてしまいましたね。「ふじさん」は安直過ぎるなぁと思いますが、小田急の他の列車も「はこね」だとか「えのしま」だとかド直球な名前なので、小田急基準ならまあいいのかなぁ・・・?
その後久々に乗る御殿場線で沼津駅まで出て、そこで東海道線に乗り換えてお家まで帰りましたとさ。
鉄道撮影に関しては満足行きましたが、箱根観光できなかったので再挑戦したいですね。
おしまいです。
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