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細々と続けている「荒野のコトブキ飛行隊」プラモデルシリーズです。今回はハセガワ隼一型のチカ機を作ります。隼を作るのは先のキリエ機に次いで2つ目です。
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操縦席はいつもどおり素組で最短突破します。
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エンジンも最短距離の工程で進めます。
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蝶型フラップはなぜか意匠面に突き出しピンが配置されていてしかも段差があって目立つのでラッカーパテで埋めます。
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2機目の隼を作るわけで、キリエ機とは違う仕様で完成させたい・・・と考えたわけです。そこで、アニメ本編第10話での爆撃機迎撃戦で追加された装備を取り付けることにしました。
この時の装備は爆撃機を攻撃するためのロケット弾と急降下攻撃後反転急上昇するためのロケットエンジンです。この装備はアニメオリジナルではなくて実在の元ネタがある模様。その正体を突き止めてさらにそれが含まれているキットを探し出した結果、ハセガワの震電改にロケット弾が、ファインモールドの彗星四三型にロケットエンジンが入っていることが分かりました。
早速これらを入手して部品を抜き取りました。余った震電と彗星はスタッフが美味しくいただきました。
ちなみに劇中の様子は下記を見てみてくださいな。
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これが彗星に入っているロケットエンジンです。劇中での形状から見てもこれが元ネタになっていると思います。元々は彗星の胴体に半分埋め込める形で取り付けるためのエンジンですが、かえって空力が悪化するとかなんとかでエンジンを付けないまま出撃することもあったそうな。だからエンジンだけ取り外してもOK!
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エンジンノズルは開口部を薄くしてリアリティを上げました。
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震電に入っているロケット弾はこんな感じ。震電の他にも零戦六三型なんかにも入っているみたいです。
ロケット弾の形状は劇中通りですが、発射レールは劇中よりも短いです。でも自作するのは面倒に思ったので、結局キットに入っていたレールをそのまま使い回すことにしました。
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ロケットエンジンの担架は、ロケット弾のランナーにあった不要部品を流用します。それっぽい形状の担架になってくれると思います。
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胴体に穴を開けて担架の取付口を確保します。
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こんなふうに。
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仮組み。こんなもんじゃろ。
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機体の塗装をします。
黒で下塗りした後に銀で全体を塗ります。最後は大判デカールを貼ったり汚し塗装をするのでパネルごとに塗装する色を分けるなどの手間の割に効果の見えにくい工程は省略しています。
ただし動翼の羽布張り部分は銀に適当な灰色を混ぜて機体本体とは異なる質感を目指しました。
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追加装備の塗装もします。意外と塗り工程が多いです。
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デカールを貼ります。コックピット周りはチッピング塗装をして使用感を出しました。
今回は長めの製作記になるので、今日はここまで。
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